恋人が贈ってくれた『最高の週末』はサプライズすぎました…! (Page 5)
意識が戻ると、佐藤はもういなかった。
手枷もはずされ、正樹が優しく私の頭を撫でていた。
さっきまでのできごとは夢かと思ったが、ジ~ンとしたアソコの感覚が、佐藤の挿入を覚えていた。
正樹は言った。
「ずっと昔さ、二人でフランス映画のDVD観たろ?」
「…?」
「主人公がさ、恋人の目の前で他の男に抱かれちゃうの。恋人がそう命令してさ」
…ああ、そう言えばそんな映画を観たような…。
「あの時、俺訊いたじゃん、『こういうのどう?』って」
「そうだっけ…」
「そしたら美奈言ったんだ、『正樹の命令ならそういうのもいいかも、刺激的で』って」
え~!?全然覚えてない…!
「だからやってみたの。どうだった?」
「…。」
最高に気持ちよかった、なんて言えるわけない…。
私は口を開いた。
「じゃあ、正樹はどうだったの?目の前で私が他の男に抱かれるの見て」
正樹は、突然怖い顔になった。
それから、
「答えは、これだよ…!」
私に覆い被さってきた。
両腕を押さえつけ、両脚をこじ開け、生のペニスをいきなり挿入してきた。
何度も何度もイッたアソコにはすんなり入ったが、それでも痛いくらい、正樹のペニスはいきり勃っていた。
今まででいちばん大きく固かった。
いつもは私の反応を見ながら、また、膣内の感触を楽しみながらピストンするのに、そのときは違った。
怒りに任せて。
自分の快楽のためだけに。
ひたすら責め立てた。
その乱暴さが嬉しかった。
あっという間に彼はイッてしまった。
子宮の中に、熱い液体がたっぷりと注がれた。
その熱さを感じながら、私もイッた。
やっぱり正樹を愛してる。
きっと、これからも、ずっと。
Fin.
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