愛されすぎて… (Page 4)
「お願い、奥まで挿れてっ」
私は懇願した。
カズヤはググ~っとバイブを突っ込み、強い力で圧迫しながら言った。
「いやらしいミキのために、マックスにしてあげるね」
バイブがすごい音でうねり出した。
ウィンウィンウィン…
「イヤ~~~っ!!!」
ナカで暴れるバイブは、ポルチオを直撃し、Gスポットに食らいついた。
これでもかこれでもか、と責め立てられる。
「ア~~~っ!」
私はイッてしまった。
カズヤのモノとは全く別物の、強烈な快感だった。
スイッチを切ったバイブを、アソコはピクッピクッとまだ締め付けていた。
「気持ちよかった…?ミキ、俺のときよりすごい声でイッたねぇ…」
カズヤはちょっと意地悪そうに囁いた。
「ミキのアソコって、ナニ突っ込んでもイッちゃうんじゃない?フフ」
確かに、おもちゃなんかでイッてしまった。
その恥ずかしさと、カズヤの意地悪さが、私をよけい追い詰めた。
「ゴメ…私…でも…」
何か言い訳しようとしたとき、またバイブが動き始めた。
一度イッたせいか、さっきより強烈だった。
「イヤっ、イヤっ、もうやめて…っ」
泣きながら懇願した。
ところが今度はクリトリスに強烈な刺激を感じた。
「ミキ、ローターもつけてあげる、マックスだよ」
ナカでバイブがうごめき、クリトリスは痺れまくり、私は狂いそうだった。
奥もGスポットもクリも、何もかもわからなくなった。
ただひたすら快感にカラダがガクガクと震え、私は叫んでいた。
「ア~ッ!ア~ッ!」
何度も、何度も、イッた。
そしていつの間にか、私は意識を失っていた。
*****
気がつくと、手枷ははずされおもちゃも抜かれ、私は毛布にくるまっていた。
隣でカズヤが、優しく私の頭を撫でていた。
「ちょっと無茶しすぎちゃったかな?」
穏やかな口調で微笑むカズヤは、すっかりいつもの彼だった。
Sっぽさも、不機嫌だった様子も、全く見られない。
「でも、ミキ、かわいかった。愛してるよ」
ぎゅ~っと抱きしめてくれた。
お仕置きに耐えたごほうびなのか。
嬉しくて嬉しくて、とっても幸せな気持ちになった。
「カズヤ、私も愛してる」
そう言いながら、こんな考えが頭をかすめた。
たまにはヤキモチも悪くないかも…。
Fin.
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