愛されすぎて… (Page 2)
「ごめんね。もう二度とあんなふうに話したりしない。カズヤに嫌な思いはさせないから。許して?」
涙声になった私の顔を、じっと見つめるカズヤ。
「ミキのこと信じていいのか、わからないよ」
「カズヤが機嫌直して、信じてくれるなら、なんでもするから…お願い、許して…」
涙が頬をつたってきた。
「ホントに?ホントになんでもする?」
カズヤが私の顔を覗きこむ。
うんうん、と何度も頷く私。
カズヤは私の両手をつかんで立ち上がらせた。
そのままベッドに連れていき、やや乱暴に私を寝かせる。
そして、クローゼットの中から黒い箱を出してきた。
箱の中を何やらかき回している。
覗きこもうとして起き上がった私を押さえつける。
箱から出した手枷を使い、私の頭の後ろで両手首を固定した。
そういえば2ヶ月ほど前、二人で面白がって、インターネットでおもちゃを買ったことがあった。
ところが、届いた実物を見たとたんに怖くなって、私が使うのを拒否したきりそのままになっていた。
「せっかく買ったのに一度も使ってない。今日は色々試してみようか」
カズヤは楽しそうに笑った。
私は怖くなって、イヤイヤと首を振った。
「ミキ、なんでもするから、って言ったじゃん」
そうだった…。
自分の立場をすっかり忘れていた…。
黙り込んだ私に、カズヤは優しく微笑んだ。
「俺を嫌な気持ちにさせたお仕置きだよ。もう二度と悪いことしないように、ね」
カズヤはおもちゃを取り出した。
最初に手に取ったピンクのローターが、ブ~ンと震え出した。
スカートをめくると、ショーツのクロッチ部分に押し当てる。
「アッ!」
いきなり敏感な部分を刺激され、思わず声を漏らした。
直接触れられたわけではないのに、ローターの振動は確実に私のクリトリスをとらえていた。
「もっと脚を開いて」
冷静に命令され、仕方なく従う。
ローターを上下させたり、振動を強めたりしながら、カズヤは私の反応を楽しんでいる。
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