絶倫トレーナーと快感トレーニング

・作

運動不足解消のために通い始めたスポーツジム。汗をかくことよりも若いイケメントレーナーを見ることを楽しみに週2回通っている。気づかれないようにこっそり見ていたはずが、トレーニング中ついに本人に指摘され、トレーニングの指導がどんどん過激に。絶倫トレーナーに色んなところをトレーニングされちゃう!

40歳を目前に運動不足解消のため、通い始めたスポーツジム。

もうすぐ三ヶ月になる。もともと運動は苦手ですぐにサボってしまうだろうと、思い切ってパーソナルトレーナーをつけられるジムにした。ジムのフロアは広く、何組もトレーニングをしていた。

「あと5回、頑張って!はい、4、3、2、1。オッケー」容赦なく進むトレーニング。

少しでも優しい方がいいと可愛らしい女性をトレーナーに選んだが、見た目の可愛さとは関係なくスパルタだった。

何度も辞めよう、と思うのだが、男性のトレーナーさんがイケメン揃いで当然ながら筋肉のついた身体も美しく、目の保養に最高なのでいまだに辞められずにいる。旦那のたるみ切った身体とは全然違う。

*****

「佐藤さんこんにちは。鈴木に変わりまして今月担当させていただく『佐藤裕貴』です、よろしくお願いします。同じ佐藤なのでお名前でお呼びしてもよろしいですか?」

「…はい」目の前には爽やかイケメンが立っていた。

そう言われると、先月担当の鈴木さんに一ヶ月出張と言われていた。

出張中の担当トレーナーの希望を聞かれていたが、「お任せします」と返答していた。まさか男性が来ると思わなかった。

佐藤裕貴くん、ガチムチ揃いのインストラクターの中でも控えめなタイプで、密かに彼を見るのを楽しみにしていた。

まさか自分の担当になるなんて、少し緊張してしまう。

「早速、ストレッチからいきましょう」

指導は丁寧ではあるがやはり甘くはなかった。二時間経つ頃には緊張など吹き飛び、ヘロヘロになっていた。

「お疲れ様でしたー。しっかり水分取ってくださいね」

近くで見ると裕貴くんもしっかりと筋肉ボディだった。いわゆる細マッチョというのだろうか。

疲れた頭でTシャツの下に隠された身体を想像した。

*****

「では、今日も始めていきましょう」

「はい、よろしくお願いします」

前回と違って今日は余裕がある。裕貴くんが担当してくれるのは今月だけ。どうせなら近くでまじまじと若い身体を堪能しようと考えた。

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