遠距離恋愛中の彼との電話でえっちなことしちゃいました (Page 4)
ぼうっとする頭で下着をズラし画面に見えるように少し腰を浮かせた。
『えろぉ、美沙、すごい濡れてる。指入れて』
祥太郎の言う通り、左手は下着をズラし右手の中指をゆっくりと中へ入れた。
「ん。あぁ」普段触ることのない部分への刺激に声が漏れる。
思っていた以上にすんなり自分の指が入っていった。
ひとりでする時は、一番敏感な部分だけを刺激する。イッているかはよくわからないが、ムラムラとした気持ちはなくなるので、それで済ませている。
『中、どんな感じ?教えて』恥ずかしくて返答に困っていると
『じゃ、もっと見えるように画面近づけて』淫部のアップが画面に映し出された。
今更だが、こっちの方が数段恥ずかしい。
『すんごいグチャグチャになってるね。そのままクリトリスも弄って』祥太郎は新しい指示を出した。
剥き出しになっている一番敏感な部分の先端をクルクルと刺激した。
『ひとりでする時はそんな風に弄るんだ。えっちな美沙可愛い』祥太郎の熱を帯びた声にこちらもつられるように身体が熱くなる。
「あ、あ、あぁぁぁ」声が漏れる。
画面を見ると、祥太郎はいつの間にかボクサーパンツを脱ぎ、直接自分自身を触っていた。
『みさぁ、きもちいい』
はぁはぁという荒い息遣いと、祥太郎自身を激しく上下に擦る音、クチュクチュという僅かな水音が部屋に響いている。
祥太郎の熱っぽい視線を陰部に受け、先端への刺激が一層早くなった。そして美沙の興奮が絶好調に達し声が上がる。
「んあっあ、ああぁぁぁぁぁぁ」
『美沙、イッちゃった?俺もイキそう、イクっっ』
祥太郎から白濁した液体が放たれた。
*****
『ヤバい、美沙。めちゃくちゃ興奮した!またコレやりたいわー』いつもの陽気な声が響いた。
『でも、やっぱ会いたくなるな。美沙、来週時間作ってそっち行くよ。少しの時間でいいから会いたい』
祥太郎はにっこりしながら画面を覗きこんできた。
この幼い笑顔がたまらなく好き。
「私も会いたい。祥太郎大好き」というと驚いたのか祥太郎は一瞬固まった後、俺も俺も大好きと騒いでいた。
本当にこういうバカっぽいところが愛おしい。
Fin.
レビューを書く