体育会系イケメン後輩に告白されて襲われました。

・作

仕事人間の私は、ある後輩の教育係を務めてきた。その後輩の角谷は、体育会系のイケメン。
仕事で落ち込む出来事があった私は、角谷に慰められて涙を流してしまう。すると彼に突然キスをされ、「好きです」と告白された末に襲われてしまった!

「やっ…んぅぅっ…!」

 男の熱い舌が、口内に侵入してくる。
 押し付けられた彼の鍛えられた硬い体の温度が、高瀬ヒナの体を濃厚なキスと共に高めていく。
 彼の胸を反射的に押し返してもびくともしない。
 体を横に向けても、彼に顔を固定されているため、キスは続くどころか激しいものに変わっていった。

 息継ぎの合間に唇を離せば、お互いの透明な唾液がヒナと彼の唇を汚す。

「…んんぅっ…!もっ…駄目!やめ…なさい!かど、たに君!…あんっ!」
 
 後輩の名前を叫び、静止を命じる。
 ヒナの唇が解放された時、彼の唇はヒナの首元に押し付けられていた。啄むようにキスの雨をふらされ、背骨すら溶かすような甘い刺激に身を捩らせる。

「高瀬先輩…俺…やめられませんよ…っ!」
「んっ、んっ、やぁっ…」
「高瀬先輩のこと、ずっと好きだったんです!」
 
 容姿端麗な彼の瞳に見つめられ、ヒナは息を呑む。
 ヒナの後輩の、角谷祐介。
 浅黒い肌に短い髪。

 いかにも体育会系風な24歳の若い彼が、丸縁眼鏡の地味子を、好き?

 ヒナは角谷の5つ年上。
 新卒で入社した彼を、この1年間ずっと叱って教育してきたウルサい先輩なのに?

「んっ…!」

 ヒナの唇を塞ぐと、とても力強くヒナの体を抱きしめ、背筋をなでた。
 会議室の机の上に座らされる形で、彼と密着しているのだ。スカートの足の間に彼の体が入ってきて、ヒナは自身が快感に酔ったことを自覚する。胸が高鳴り、体がほてる。

「先輩は、クソ真面目で!仕事ばっかで俺の気持ちなんて気づいてなかったんでしょうけど!…俺は、大っ好きです!」

 初めて男性に告白され、初めて体が快楽に流されている。

 会社の会議室で、こんなの、おかしい。こんな深夜に、ヒナと彼しか会社に残っていないのはわかっていても、背徳感が募る。
 いつも真面目に会議をしている場所で、ヒナは何てことをしているのだろう。

「好きです…っ!ずっとずっと、クソ真面目なとこ、可愛いなぁって思ってました…!会議に集中してる横顔も、エロいなぁって…!」
「か、かわっ…っ!?エロ…!?ちょ、まっ…そこは…っ」
 
 好きと言われるたびにヒナの下半身は高ぶっていく。更にヒナの熱を高めるように、彼はヒナの耳や首筋を舌先で舐めつつ、右手で胸を撫でた。柔らかな乳房を、まるでガラス細工に触れるかのように丁寧に形を確かめられる。

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