キャバ嬢とホストの甘くて淫らな1日

・作

キャバ嬢のアイナはお店の客とトラブルになり、自分は悪くないのに謝罪させられ、納得がいかない。そしてお気に入りのホスト、カイトに会いに行ったがお酒の飲み過ぎで店で寝てしまったアイナ。目が覚めると見覚えのない部屋のベッドの上にいた…!

現役No.1キャバ嬢のアイナは、今日もお気に入りのあの人に会いに行く。

その彼もまた現役No.1ホストだ。

「カイトぉ今日も来ちゃった♡」

アイナは2日連続でカイトに会いにホストクラブに来ていた。

カイトに対する思いは恋とか愛ではない。

話が合うというか、ウマが合うというか、話してて楽しいし、共感できることがたくさんある。

友達といるみたいに気が楽で、思ったことを何でも言える関係だ。

アイナは違う意味でカイトに癒やされていた。

「アイナ、昨日も来てたけど仕事大丈夫なわけ?」

「久々に2連休なの!何?私が来ない方がいいの?」

「そんなわけないだろ?待ってましたよ、お姫様」

そしてテーブルへと案内され、席に着くとブランケットをかけてくれた。

「アイナ、ミニスカートだから下着隠しに使って」

こういうさりげない優しさも好感が持てる。

だからアイナはカイトがお気に入りなのだ。

*****

共通の趣味が音楽という2人。

いつものように音楽の話で盛り上がり、お酒も進む。

少し酔ってくるとアイナはカイトに絡み出す。

「カイトぉ、いつになったら私を抱いてくれるのぉ」

「お姫様がお望みならいつでもこの身体を差し上げます」

「じゃあ今夜いい…?」

「もちろんです」

「ププッウケるー!」

カイトはノリもよく、アイナの冗談にいつも付き合ってくれる。

アイナは下ネタが好きじゃないが、カイトとなら下品にならないから話せる。

男性とこういう話をすると、だんだんいやらしい目で見てくる人が多いが、カイトにはそれがない。

欲がないのか、女に不自由してないからなのか、とてもサッパリしている。

だからこそ、カイトといて安心できるのだ。

「今日も楽しかったぁまたね、カイト」

「酔ってるけど1人で帰れるか?」

「大丈夫!じゃあね」

こうして私は気分よく帰れてぐっすり寝れる。

明日から仕事頑張ろっ!

*****

「アイナさーん、場内指名入りました!」

そこには初めて見るお客さんがいた。

「写真で見るより全然かわいいねぇ、さすがNo.1だ。肌も白くてきれいだねぇ」

アイナを舐め回すように見てくる客。

なにこのオッサン、なんか気持ち悪い…

隣に座ると脚をくっつけてくる。

ゾッとして鳥肌が立つ。

少し離れるが、今度は手を握ってくる。

手汗がすごい…吐きそうになったが何とか耐えた。

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