若頭の指は甘くてズルイ~絶倫すぎる夜に堕ちていく~ (Page 4)
白い肌一面に、咲き乱れる桜と登り竜の刺青。
彼がそれ関係の人ということは一目瞭然だった。
「驚いた?…椿には知られたくなかったけど、秘密にすることも無理だろうからね」
何か言いたいのに、言葉がうまく出てこない。
「僕は、九条組の若頭なんだ…父の跡をいずれ継ぐことになる…それまでは、プログラマーとの二足のわらじってとこかな」
ポツリポツリと話す、大和さんの背中が寂しそうで、泣きそうになった。
「椿?いいんだよ、無理しなくて。僕なんかと関わりたくないよね。辞めてもいいんだよ…」
「…大和さんがヤクザでも、私は、大和さん専用のお世話係ですから、途中で投げ出すわけにはいきません」
そう告げると、立派な背中の刺青にそっと唇を寄せた。
「とてもキレイですね…」
「…椿…本当にいいの?今、逃げなかったら、一生椿のこと離せなくなるよ」
私は、返事の代わりに優しく大和さんの背中を洗った。
すると、急に抱き締められて、噛みつくようなキスが降ってきた。
「んんっ!!や…大和さ…ん?」
「もう、離さないって言っただろ?」
少し声のトーンが低くなって、雄の顔になった大和さんは、怖いくらいにキレイで、今までの優しい彼はそこにはなかった。
メイド服のボタンを乱暴に引きちぎり、はだけたシャツから白い膨らみが零れだす。
大和さんは、そこに噛みついて歯形を残した。
「っつぅう!」
「痛い?この痛みも、これからの快感も与えていいのは、僕だけだから」
ブラをずらして、すでに立ち上がっている乳首に舌を這わした。
舌でなぶられ、きつく吸われるたびに甘い歓声を堪えることができなかった。
「んんっ…乳首だめぇ」
「ふっ…ダメって顔じゃないな」
大和さんはスカートの中に手を忍ばせ、下着越しにクリを刺激してくる。
そして、脚を左右に大きく広げさせ、浴室の鏡に私の恥ずかしい姿を写した。
「レースの下着がびしょびしょ…透けて、中のピンク色まで見えてる…ほら…こんなにいやらしい音も鳴らして…」
「やっやめて…んん!恥ずかしいよぉ」
「恥ずかしい癖に、どんどんエッチな汁が溢れてきてる」
ぴちゃぴちゃ。
クチュクチュ。
わざと卑猥な音を出しながら、大和さんはクロッチの脇から指を差し込んで、秘部をかき回す。
優しいタッチで中を弄られたかと思うと、激しくピストンされ、2本の指がバラバラに暴れだす。
「椿のドM」
「あっあっぁあん!」
私は勢いよく潮を撒き散らしながら、何度も絶頂に達してしまったのだった。
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