エッチな気分になってしまって自慰行為を始める私。一部始終を見ていた彼の前でもイクのを止められない… (Page 4)
「ばっ…んんッ」
ぐちゅりと今までにないほどの鈍い音を立てて、ようやく円のモノが私の中に挿入される。
入って来た質量感に瞬間的に息を詰まらせるけれど、円は私が息を吐き終わるまで待たずに律動を開始する。
「っは…あ…奥、当たっ…」
「っく…理奈さん、締め過ぎ…ッ」
1ヶ月ぶりの円のモノは容赦なく私を責め立て、それに比例して私の膣口も円のモノをきゅうと締め付ける。
「ああっ…そこ、ん、ふァ…ッ」
「ちょっと…会わないうちに厭らしく…っ、なりましたね…」
ぐちゅぐちゅと私の中を掻き乱し、私の性感帯を的確に突く。
身体中の全神経が膣内の最奥に注がれ、円が腰を動かすたびに身体中が痺れる感覚に襲われる。
「ひゃんっ…あ、ああ…んうっ…円…あァっ…」
「っ…」
円の方を見ると、一瞬円が苦しそうな表情を見せる。
「この顔に弱いんだよな、本当に…」
円はくすっと笑い、さらに激しく私の奥を壊れるぐらいに突く。
「ね、イッちゃう…っ…円、あたし…ッ」
「大丈夫ですよ…ッ、一緒に…っ」
震える身体に堪らず伸ばした私の手をしっかりと握り、呼吸を一つ。
円の上気した顔を下から見つめると、円は勢いよく腰を振り、私の膣内に押し込んだ。
「円…円…っ、イク…イク…ッ」
「っは、理奈さ……っ」
ぐっと力んだ瞬間に弾けるような快感が私を襲い、円の熱い欲が私の中へと注がれ互いに絶頂を迎えた。
「んー…腰痛い…」
「す、すみません…」
情事の後、互いに向き合った形でベッドに寝転び、しばらくの間身体を休める。
もっとも、円は疲れた様子もなく申し訳なさそうに苦笑いを浮かべつつ謝るばかりだったけれど…。
「大体、円はいっつも性格変わり過ぎなんだからっ…」
「って言われても…」
情事中の円と普段のギャップに翻弄されたことが悔しくて、円の胸目掛けて数回パンチをお見舞いする。
だけどやっぱり円は苦笑いを浮かべるばかり…。
「もうっ、やっぱり円なんか嫌いよ…ッ」
「…俺のこと想像しながら一人でヤ…ぶっ」
途中まで出掛けた言葉は、見事私が投げたクッションにより妨げられた。
だけど自慰行為を見られたことが恥ずかしくて、私は顔を真っ赤にさせると勢いよく円の胸に飛び込んだ。
「こ、こんなに本気になるなんて、あたしだって思わなかったんだからね…」
「俺だって理奈さんだけですよ。こんなに求めたくなるのは…」
飛び込んで来た私を優しく包み、私の髪にキスを一つ落とす。
「円の匂いってエロいのよ…」
「何ですかそりゃ…」
円の質問には答えず、今度は私から円の唇へとキスをした。
Fin.
円の口調がドタイプでした。ごちそうさまです。
匿名 さん 2020年5月15日