鬼畜執事 (Page 2)

3日前の夜、マリカは自室に入るや否や、その場に膝から崩れ落ちた。

「そんな…嘘でしょ…」

隠してあったはずの玩具が、整然とベッドに並べられている。

男根の形を模したディルド、遠隔操作できるピンクローター、クリトリスの吸引機が付いたバイブ、ニップルサック…。

今まで内緒に買い集めていたアダルトグッズの数々だ。

マリカは慌てて扉を閉めると、這うようにベッドに近づいた。

そして一枚のメモを見つけた。

執事・椿原の字で、日時とホテルの場所が書かれている。

マリカはしばらく呆然としていたが、すぐにその意味を理解した。

*****

「あああっぅっ…あんっあああッッ」

椿原に見下ろされながら、マリカは白い裸体をよじった。

蜜壺から溢れ出した愛液がシーツに大きなシミを作っている。

マリカは羞恥と後悔に、若い瞳を潤ませた。

「お嬢様は堪え性がないですね」

相変わらずローターは、蜜壺の入り口で蠢いていた。

「はぁんっ…せめて…振動を弱くして]

「仕方ないですねぇ…」

椿原は小さくため息をつくと、カチッとリモコンの目盛りを変えた。

「あああッッ!!」

ビクンッとマリカの腰が跳ねた。

「おっと、弱くしたつもりが…」

連続的だったローターの振動が、不規則に変化していた。

撫でるように動いたかと思えば、急に激しく膣壁を叩く。

予想のできない淫靡な動きに、マリカは嬌声を上げた。

「あああッんあっ!いや!あああっっ!」

「これは失礼しました。強さも速さもバラバラに動くようになってしまいましたね」

「早く戻してぇ…あああッッ!!」

椿原は不敵に笑ったまま、リモコンをテーブルに置いた。

「ちょっとっ…なんで…あぁっああんっ!」

「お嬢様がどの振動を一番お好みか、知りたくなりまして」

椿原がマリカの脚の間に移動した。

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