生意気な後輩と二人きりに…。突然彼にキスをされ、半ば強引に体を求められてしまって…。 (Page 4)
「んあああ…ッ…あァ…お、きい…っ」
「っ…雛、ちゃん先輩…っ…、あんま締めたら駄目っすよ…ッ」
星倉君は大きく息を吐いて、ゆっくり、だけど重みを掛けて私の中に入って来る。
鈍い粘性の音が聞こえて、少しずつその音の間隔が狭まる。
「あ、あ、…星倉…く、ああ…ッ」
「く…あ…ッ…雛ちゃん先輩の中、やばい…想像、より…何倍も…ッ」
苦しそうな星倉君の顔…その顔がいやらしくて、それとは裏腹に力強く抜き差しされる星倉君のモノの重圧感が私の体を支配していく。
「っは…、く…」
「んんッ…あ、気持ちいい…っ、頭、おかしく、なっちゃう…っ」
星倉君から漏れる吐息、私の膣内を擦る快感で体中が痺れる。
きゅう、と締め付けるたびに膨らむ星倉君のモノが何度も天井を擦り、何も考えられないぐらいに喘いでしまう。
「星倉君…っも、駄目ェ、イク…っ」
だんだんと頭が真っ白になり、昇り詰めるまでもうあと少し。
その、瞬間…。
「ッ雛……っ」
「ッ…あ、ああああんん…っ」
星倉君が私の名前を呼んだ瞬間、堪えていた快感が一気に押し寄せ、弓のように体を仰け反らせて私は快感の渦に呑まれた。
「っぅ…、っく…」
そして星倉君も私とほぼ同時に私の中へ熱い欲を放った…。
「あのー…雛ちゃん先輩…」
その後、星倉君は言葉少な目に私の体を拭いてくれて、衣服を整えてくれた。
何度も断ったけれど、夜道は危ないからと、星倉君が自分の車で私を送ってくれている。
「エッチしてくれたってことは、俺のこと好きなんすよね」
「…」
運転しながら私の方をちらちらと見て、星倉君が尋ねる。
普段はやる気がなくて、適当で、口達者な星倉君のいつになく不安な様子。
こんな星倉君をいまだかつて見た人がいるのだろうか…。
そう思うと愛しさが込み上げてくる。
だけど…。
「さあ、どうでしょう」
少しだけからかってやりたくなって、意地悪に笑う。
「明日、休みだし…」
「え、それって…」
驚き半分、期待半分に勢いよくこっちを見た星倉君があまりにも可愛くて、だけど…。
「やっぱり誰かさんのせいで残業して疲れたし、ちょっとお預けかな」
「えー…まじっすかぁ…」
普段の仕返し、ではないけれど、家に着くまで少しだけ可愛い星倉君で遊んでやろうと思った…。
Fin.
臨場感がすごい
星倉くんの姿がリアルに想像できてたまりません💕
さるびあ さん 2020年3月13日