その指に狂い咲く (Page 4)
「気持ちいいのぉ…ああん…あんあっあああ…ひぃいい!!」
「ワシもじゃ…久しぶりの女の中は、たまらん」
「史郎さっ…んんっ…もっと…もっとぉ…ぁああ!」
「この好きものがっ!!」
史郎さんの先っぽが、浅い所を刺激したかと思うと、一気に奥まで突き刺し、子宮口をグリグリと抉るように犯してくる。
また張り出たカリの部分を、ザラザラした膣壁に引っかかるように出し入れされると、強烈な快感が身体中を駆け巡った。
「おか…しくなるっ…くっふぅうう…ひゃぁああ…いやぁああああんっ!!」
「まだまだ、これからじゃて…ここも…まだ可愛がっておらんけぇの」
そう言うと、史郎さんの右手は私のクリを刺激し始めた。
太く硬い指は、まるでもう1つの男性器のようで、プックリと充血したクリをクルクルと円を描きながら責め立てる。
武骨な指とは正反対の優しく蕩けるような愛撫。
年の功と言うべきか…女のポイントを知り尽くしたセックスだ。
私は骨抜きにされ、何度果てたかわからない。
そして、バックからの獣のような交わりは続き、膣、クリを刺激したまま、なんと、史郎さんは私のお尻の穴に、左手の人差し指を挿入してきたのだ。
「かっはっ!!!そっんな…とこ…らめぇ!!」
身体中溶けきっていた私は、いとも容易く史郎さんの凶悪な指をお尻に受け入れ、膣を締め上げて感じてしまっていた。
「だめだめぇ…お尻で感じちゃうのぉ…いやぁああああ~あっあっ…気持ちいいよぉ!」
「やっぱり、春ちゃんはここもええんかいね…ドスケベな女じゃ」
「やらぁ…言わないでぇ…史郎さんの指が…私をおかしくさせるのぉ…ふぁあああんっ」
膣とお尻を弄られて、薄い壁越しに両側からグリグリ擦られているのがわかった。
32歳まで生きてきて、こんな変態的なセックスは初めてだ。
お尻を弄られて感じてしまうなんて、信じられない。
今までのセックスはどちらかというと淡白で、終わるのをひたすら待つだけのマグロ状態だった。
声も上げず、あまり濡れもしなかった。
だから私はセックスが好きじゃないと思い込んでいた。
それが、今はこの様だ。
史郎さんの指に欲情し、自ら抱いてほしいとモーションをかけ、はしたない声をあげながら、悦楽に溺れている。
その上、お尻まで蹂躙されながら感じている始末だ。
(あぁ…お尻も史郎さんのモノでメチャクチャにしてほしい…)
私の身体は、一晩にして淫乱で欲深い身体へと作り替えられてしまった。
史郎さんの指が、私を狂わせてしまったのだ…。
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