その指に狂い咲く (Page 3)
私に触れる史郎さんの体温が熱い。
肌に食い込むような力強い感触に、たまらなく興奮している。
敷き布団に押し倒された私は、これから起きる情事に期待して、秘部をジュクジュクに湿らせていた。
着ているものをすべて脱ぎ去り、欲望まみれの身体を史郎さんに曝け出す。
彼の分厚い皮に覆われた手が、私の身体を這いずり回る。
「あぁっ!…ふっうぅ…あっん」
50代の愛撫は、濃密だ。
決して焦らず、敏感な部分には一切触れず、全身を優しく撫で回す。
乳輪をクルクルとなぞり、鼠径部に沿って指を行き来する。
背中やお尻、足の付け根へと、際どい部分をソフトタッチされ、髪を振り乱し感じてしまう。
私は、その指で触れられるだけで電流が流れるような快感に満ちていた。
乳首は硬く立ち上がり、お尻や太ももに垂れる愛液が秘部から次々と溢れ出す。
「はぅう…あっん!こんなの…おかしくなっちゃう…史郎さん…メチャクチャにしてよぉ…」
「春ちゃんは、ほんとイヤラシイ女じゃ」
今度は全身を史郎さんの舌で愛撫される。
「あっあっ…ぁあ…んん…あんっ」
やっと乳首に舌が這わされ、きつく吸い上げられながら、指が食い込むほど揉まれると、私は呆気なく1度目の絶頂に達してしまったのだった。
「敏感じゃね」
ニヤリと笑った史郎さんの白い歯が、暗闇に浮かび上がって、ゾクゾクするほど興奮してしまった。
もう少しでクリに触れてもらえる、その期待はあっさりと裏切られ、寸での所で、体勢を変えられ背中への愛撫に移った。
背筋に分厚い舌が触れ、だんだんと下へ降りてくるとお尻全体を舐め回される。
私は我慢できずに、お尻を左右にユラユラと誘うよう揺らした。
すると、史郎さんの両手にお尻をガッチリと掴まれ、菊門がパックリと見えてしまうほどに、両サイドに広げられてしまったのだ。
「あぅ!」
そして、その穴までもじっくりと舌でなぶられる。
「ふぅう…んんっ…あっぁあん…ダメ…そんなとこ…汚いからぁ…やぁ…あんあんぁあ!」
史郎さんは、私の言葉に構いもせずにシワの回りを舐め回し、穴の中へ舌を捩じ込んでくる。
「やらぁ…あんあっあっあっ…あぅうう…」
私は小刻みに身体を震わせながら、羞恥と快楽の狭間をひたすらに泳いだ。
未知の快楽に溺れそうになった時、狂暴な2本の指が垂れ流しの秘部に突き立てられた。
「ひぃいいいいぁあああああん!!!」
叫びにも似た喘ぎ声の中、2度目の絶頂に果てた。
イッたばかりの秘部に、史郎さんの指はピストンを始める。
節くれだった指が膣壁をゴリゴリと擦り、関節を曲げるたびに、気持ちいいポイントを刺激する。
さらに、ザラザラした膣の天井をしつこく擦られて、私は史郎さんの指をキツク締め上げ、潮を撒き散らしながら3度目の絶頂を迎えた。
布団に突っ伏して快感に浸っていると、お尻を突き出すように腰を持ち上げられ、史郎さん自身がメリメリと膣口を広げながら押し入ってきたのだ。
「おっきぃ…ふっうぅ…くっ…ぁあ…あっあっあっ……あああああ」
史郎さんのモノは、30代、いや20代と比べても遜色ないほどに反り返り、パツパツに張った皮と浮き出た血管がグロテスクさを助長している。
長さも太さも、こんな大きなモノに出会ったことなんてなかった。
私はバックから突かれるたびに、歓喜の涙をこぼしながら女である喜びを知った。
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