あなたの旦那、借りてます (Page 4)
座ったことにより近藤さんのモノが視界に入るようになった。
ソレは血管が浮き出るほどに硬くそびえ立っており、今にも爆発寸前、といった具合。
自分ばかりが気持ちよくなっているこの状況を打破すべく、私は右手をペニスに添えた。
一瞬、絡んだ舌が緩んだ。
近藤さんも、気持ちよくなってくれているのだろう。
そうだと嬉しいな。
私たちは向かい合って座り、夢中で互いの性器へ愛撫を続けた。
トロトロに溶けた私のナカには、無骨な指が3本抜き差しされ、ジュブジュプとだらしのない音を立てている。
そして、私の快楽に任せた嬌声も…。
一方、天にそびえる肉棒は、泡の力を借りてヌルヌルと上下に擦ることでどんどんと硬さを増し、ヌチャヌチャとこちらもまたいやらしい音を立てていた。
浴室に響くいやらしい音の数々が、私たちの欲情をさらに駆り立てていく。
近藤さんのモノが一際硬くなる瞬間があった。
限界が近いのかもしれない。
私は鈴口に親指をグイッと押し付けながら、上下に扱く手を少しキツく握り直し、擦り続けた。
それに応えるかのように、最も敏感な蕾に親指が添えられ、私のナカにいる指たちも、内壁の一点に向かって力強く押し付けるような動きをし始めた。
そこから先は、あまりの快楽に身を委ね、次第に意識が遠のいていったのだった。
ついこの間までは、ただの隣人だったのに…。
今は互いの体に最高のエクスタシーを与え、ドロドロに汚れ、疲れた体を預けるように抱き合っている。
天にも登るような快楽とは、このことか。
今までに感じたことのない世界がそこにはあった。
罪悪感、背徳感がそうさせたのかもしれないが、今までで一番気持ちよかった…。
気怠い体をなんとか動かして、グチャグチャに汚れた体を清めていく。
あまりにも非現実的な行為に、頭は少し冷えたものの、体に帯びた熱はさらに高まるばかりだった。
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