学生時代大好きだったあの人と飲み会で再会した夜 (Page 4)
「んっ、あっ…ああん!」
「くっ…やば、ちょっと気持ち良すぎるんだけど…」
亮平君の体が私をぐっと抱きしめる。
その瞬間、すごく良い角度に当たって…何これ、すごく気持ち良い…。
「ああっ!だ、だめっ、イク…!」
「俺も…イク…!」
激しくなっていく腰の動き。
そのまま抱きしめられ、キスをされた。
亮平君の匂いでいっぱい。
「あんっ…イク…!」
「俺も…!」
体がびくびくっと震え、果ててしまった。
そしてそのまま2人でベッドに倒れ込む。
しばらく2人で抱き合ったまま息を整える。
…すごく気持ち良かった。
こんなに気持ち良いセックスは初めてだった。
ふと亮平君の顔を見ると、涙ぐんでいる。
「どうしたの?」
「いや…ずっと好きだったのに、絶対に大切にしたいのに、すぐに手を出しちゃって…」
「二人とも酔ってたし」
「俺、絶対に大切にするから!あ、でもバカだからうまくできないこともあると思うけど…でも、高校3年間ずっと好きだったんだよ…」
思わずくすっと笑ってしまう。
そういえば、亮平君ってこういう人だったっけ。
なんだか可愛い。
Fin.
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