彼氏のお願い事 (Page 4)
気持ちよさから目を瞑ってしまっていたが、目を開けると翔太が自分のモノを擦っている姿が見え、自分のナカに入っているものは紛れもなく自分の指なのに錯覚を起こす。
「んあっ、ぃぃ!…翔太の、気持ちいいっ…あっ!ん!」
「まじ…可愛すぎるでしょ…やば…っ俺もう、イキそう…はっ…」
「わたしも、もうだめ…あっ、つよい…イっちゃう、んんっ…」
「…光、好きだよ…っ…イクッ…」
「翔太すき…ぁっ!イっちゃう…んんんッ!」
二人でほぼ同時にイったみたいだ。快感が抜けきらず、時々ビクッと身体が痙攣する。ぼんやり眺めている画面の中では、翔太が後処理をしている。
「光、ありがとう。充電できた!明日からも頑張れそう」
笑顔で嬉しそうな顔が見られてよかった。冷静になったら、恥ずかしくて死んでしまいそうなので、今日のことは忘れてしまいたいな、と思うのだった。
Fin.
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