同窓会で初恋の彼と秘密の夜…禁断のW不倫 (Page 2)
「あの頃は子供だったから、恥ずかしくて言えなかったんだ。本当にごめん」
謝られるのも、なんだかつらいな…。
「私の方こそ、生意気だったから…ごめんね」
しばし沈黙が続く。
私は、大好きな人からキッパリ振られることがないまま、なんとなく次の好きな人を見つけて、彼氏ができたりなんかして。
結婚もした訳だけど。
でも、私の初恋はまだ完結していなかったみたいだ。
ずっと心の中で引っかかっていた。
それが今、『両想いだった』ことが判明して、止まっていた初恋が動き出そうとしていた。
「…ちょっと2人で話さない?」
またも切り出したのはみっちゃんだった。
私たちは車に乗り込み、再び沈黙する。
あの頃とは違う。
もう大人だから。
車に乗った時点でお互いなんとなくわかってる。
静かに車は動き出した。
そしてやはり、ホテルの駐車場へと入って行く…。
「…どうする?」
ここまで来てみっちゃんが聞く。
「今さら帰るなんて言わないよ…」
私たちは、今から罪を犯す、共犯者だ。
―――
相変わらず口数が少ないまま、部屋へと進んでいく。
お互いシャワーを浴びて、ベッドに腰かけて。
それでも黙ったままだ。
みっちゃんの左手が、私の右手に重なる。
左手は見ないようにした。
みっちゃんのも、自分のも…。
それからはもう、動物のように激しく求め合った。
唇を重ねた瞬間から、お互いの舌を探り合い、むさぼりあった。
荒い吐息とチュバチュバといういやらしい音が部屋に響く。
体中にキスの雨を降らし、全身を舐め回す。
あの頃の幼かった想いとは違う、今はオトコとオンナの欲望が混じりあってドロドロになっている。
私は両胸を鷲掴んで揉みしだかれ、突起をチロチロと舌先で転がされる。
はぁ…と息が漏れた。
胸からおへそ、そして下腹部へ舌が這っていく…。
脚をグイッと広げられたそのとき、
「…待って!」
と私は制止した。
「私にも…みっちゃんのを、舐めさせて?」
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