「今日はすっごく甘やかしてあげるね」酔った彼の舌の動きに翻弄されて… (Page 3)
「はっ、あっ、あ……」
一気に身体から力が抜け落ち、ソファに脱力する。
脚の間からひょこりと顔を上げた佳樹が、嬉しそうに笑っていた。
「気持ちよかった?」
素直に気持ちよかった、と言うのがなんとなく悔しくて、太ももで佳樹の顔を挟んでやる。
すると佳樹はそのまま再び敏感になった私のソコに唇を当ててきた。
「はああんっ!」
我慢できず、喘いでしまう。達したばかりのソコに、その刺激は強すぎる。
「あっ、やっやっあ」
佳樹の舌が再び動き出し、私の身体はそれに合わせてびくびくと跳ねる。
思わずきゅう、と佳樹の頭を太ももで強く挟むと、まるで仕返しのようにクリトリスが強く吸われ、私の身体は一気に二度目の絶頂へと押し上げられた。
「あ―――っっ!」
一度目よりも激しい快感に、身体がびくんびくんと痙攣する。
耐えきれずに佳樹の頭に手を伸ばしても、力が入らずに逆に佳樹の頭を押し付けるようになってしまう。
佳樹の舌は止まらず、くに、くに、とクリトリスを軽く噛むように刺激されて、強すぎる快感に私は身悶えた。
内ももがびくびくと震え、腰がみだらに揺れる。
いつのまにか、唾液が口の端からこぼれて顎を伝っていた。
「んっ、はっ、あ、あっ」
身体の震えとともに、声が溢れる。
お腹の奥が熱くて、びく、びく、とクリトリスが脈打っているかのような感覚がした。
佳樹が唇をソコから離しても、絶頂の余韻で身体の痙攣は止まらない。
は、は、と声を漏らして息をする私に、佳樹がまた「気持ちよかった?」と聞いてくる。
今度は素直にうなずくしか、私にはできなかった。
Fin.
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