植物マニアの助手と娘 (Page 4)
「ありがとう。ねえ、雅人、これどうやったら外れるのかな」
私の質問に雅人は少し考え込む仕草をすると、予想外の回答をした。
「もう少しそのまま、見せてもらえませんか?そいつの捕食シーン、ちゃんと見たことがなかったんです」
雅人の視線が私の身体に向けられた。急に羞恥心が湧き上がって、顔が赤くなるのを感じた。暗いから、きっと雅人には分からないだろうけど。
「えぇ?嫌だよ、こんなところ見られるの…」
「気が済んだら助けます」
雅人は椅子に深く座り直した。本当に今助けてくれる気はなさそうだ。見たことのない雅人の様子にショックを受けていると、触手が私の左脚に巻き付き、そのまま腰より高い位置まで持ち上げた。
「きゃっ!ちょっと!」
「元はそんなに俊敏じゃなかったはずなんですが。放置してる間に変わってしまったようですね」
触手はスカートの中に侵入すると、下着の下へもぐりこんで来た。
「だめっ、そこは、んっ」
触手が私の秘所に触れた瞬間、ビリッとした刺激が走った。一瞬の痛みの後、下半身から力が抜け、続く触手の愛撫に抵抗できなくなっていく。
「やだよ、はじめてなのに…」
私の中へと触手は、奥の方まで探るようにうごめいたあと、ゆっくりと引き抜かれていった。
(ああ…なんだか変な感じ…)
お腹の奥がきゅんきゅんとうずく。
「へぇ、初めてなんですか。菜々美さん。彼氏がいたこともありましたよね?」
私のぼやきに雅人が反応する。ぼんやりした頭で、何を取り繕うでもなく私は答えた。
「うん、でも、なかなかその気になれなくて…」
「でも植物相手ならその気になれるってことですか」
雅人が笑う。私は恥ずかしくて何も言えずうつむいてしまった。そんな私の顎を雅人の指が持ち上げると、唇の先に軽く触れるようなキスをしてきた。私は驚いて雅人を見た。
「まだまだこれからですよ」
雅人の声と同時に触手の愛撫が再開された。再び触手が侵入してくると、中で膨らみ、細い髭が内壁をこすってくる。
「あっ、すごぃ、これ…」
私は快感を求めて自然と自分の腰を動かしてしまっていた。
やがて身体中に大きな快感の波を感じた私は身を震わせながら、しばらく動けなくなってしまった。
(これがイクっていう感覚なのかな…)
息を整えて雅人を見上げると、彼は私の顔をじっと見つめていた。
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