白い部屋で淫らに堕ちて… (Page 4)
離れていたのがよっぽど辛かったのだろう。
怒りなのか悲しみなのか。
彼は勢いよく、子宮口にペニスを打ち付けた。
何度も何度も。
その度に私はのけぞった。
何度もイキながら、ソレを締め付けた。
今まででいちばん気持ちのよいセックスだ。
「ああ…千秋…キモチいい…もう離さないからな…わかったな…」
右手を彼の背中に回し、私は何度もうなずいた。
ピストン運動がどんどん速くなっていく。
ベッドがギシギシ鳴るのもお構いなしに、二人は激しく抱き合った。
「…出すよっ…千秋…!全部受け止めて…!」
その瞬間、熱い液体が放たれた。
子宮に注がれるその液体を、膣奥はピクッピクッと受け入れた。
*****
電気をつけて明るくなった部屋。
私のアソコを優しくティッシュで拭き取り、ショーツをはかせてから、彼は謝った。
「安静にしてなきゃいけないのに、ゴメン、痛くなかったか?」
「ううん、大丈夫…気持ちよかったし…嬉しかった…」
「そうか…ならよかった…」
洋服を着ながら、安心したように言った。
「千秋…退院してから、またやり直せないか?俺、仕事のことはもう口出ししないから」
私は笑った。
「過労で入院して…同じ生活を続ける気はないよ。私が悪かったの…許してくれる?」
彼は黙って抱きしめてくれた。
二人はしばらく口づけをして、愛を確かめ合う。
「じゃあ、また来るから。いい子にしてるんだよ」
私の頭を優しく撫でて、純は部屋を出ていった。
時計を見ると、面会時間を少し過ぎていた。
「いけないいけない、ちゃんと安静にしてなきゃ」
独り言を言って、またベッドに横になったが、さっきまでの情事で体が火照っていた。
就寝前の診察までに、平常心を取り戻さなきゃ。
ドアをノックする音がした。
「就寝前の診察ですよ」
医者が入ってきた。
ベッドの上に起き上がる。
先生は寝巻きの隙間から聴診器を当てると、少し変な顔をした。
それから私のおでこに手を当てた。
「鼓動が速いし、少し熱い。汗ばんでるし…熱を測ろう」
「あ、いえ、大丈夫です…その…暇で…ストレッチとかしてたから…」
「島村さん。僕は、安静にしてろと言ったよね?入院、長引かせたいの?」
先生はちょっと怖い顔になった。
「一応診せてもらうからね」
私を寝かせると、寝巻きを全部開いた。
「あちこち赤くなってる…それに…」
先生はショーツに目をやった。
「ひどく汗をかいてるね」
いや、それは、汗じゃなくて…。
「別の病気があったらいけない。きちんと検査しようね」
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