バイトくんのお見舞いに家まで行った時に (Page 3)

という声と共に龍一くんの目が開いたのです。私は思わず固まってしまいました。けれど龍一くんの目は虚ろで、焦点も合っていません。寝ぼけているのかもしれません。

すると龍一くんは、そのまま私を抱き寄せ、唇を重ねてきたのです。突然のことに驚きつつも、嫌なわけでもないので私はそれを受け入れました。唇の先が触れ合うだけの軽いキスでしたが、そのじれったさをしばらく味わっていました。

しかし、やがて龍一くんは正気を取り戻したようでした。ハッとした表情を浮かべた後、私からぱっと離れました。

「ごめんなさい…僕、なんか変なことしたみたいで…。本当にすみません!」

龍一くんは謝ってくれましたが、私としては全然嫌ではありませんでした。むしろ、もう少し続けたかったのに。

「いいのよ、龍一くんとキスできて嬉しかったから」

龍一くんはぱっと顔を赤くしたあと、少しだけ意地の悪い顔を浮かべてきました。

「もしかして、そういうことを期待してうちに来たんですか? 僕、香純さんは清楚な人だと思ってたのに、意外と悪い人だったんだ」

「ふふ、そうかもね」

余裕ぶってそう答えてはみたものの、内心私はドキドキしていました。龍一くんはにこやかに笑いました。

「じゃあもっとしましょうか?」

「えっ?」

「さっきの続き…」

龍一くんは再び軽いキスをして、私を抱きしめるとスイッチが入ったようにねっとりと舌を絡ませて来ました。私は抵抗することなく、むしろ自分から積極的に求めました。

「あぁ…いいです…すごい、柔らかい」

私の耳元で龍一くんは熱っぽく囁きました。そして服の中に手を入れ、さらにブラジャーを上にずらすと直接私の胸を揉んできました。

「ちょっと、そこは…」

私は恥ずかしくなって体を離そうとしましたが、彼は構わず続けました。やがて彼は舌先で私の乳首を転がすようにしてきました。

「あっ…そこ、そこ弱いからっ…あぅっ!」

私の身体はびくびくと震え、無意識に抵抗してしまっていましたが、龍一くんは私の胸を責め続けています。

「すごく敏感なんですね。さっきまでの余裕が嘘みたいですよ。でも、感じてる顔もかわいいですね」

龍一くんは一旦体を起こすと、今度はスカートの中へ手を忍ばせ、ショーツ越しに割れ目をなぞってきました。私はビクンと腰が跳ねてしまいました。

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