彼氏の趣味が女装だった!?女装した彼氏とラブラブえっち!

・作

今の彼氏と付き合って1年が経とうとしていたある日、なんとなく料理でも作ってやるかと思い彼の家に向かった。インターホンを押してドキドキしながら待っていると、綺麗な女の人がでてきて…!?もしかして浮気!?と声をあげようとしたら「なんで!?」と彼の声が彼女から聞こえる。まさかと思い彼の名前を呼ぶと…。

今付き合っている彼氏は少しツンデレだけど優しくて大好き。
そんな彼、雅紀の家の前にいる。
別に誕生日とかではなく、なんとなく料理を作ってあげようと思っただけ。
だから連絡もしてない。私からは初めてのサプライズになんだかワクワクする!

気合を入れて、インターホンを押す。
ピンポーンと響く音の後にガチャと玄関の扉が開く。

「雅紀、きちゃ…ぇ?」

雅紀がでてくると思っていたのに、出てきたのは見知らぬ綺麗な女性だった
え?どういうこと?
もしかして雅紀、浮気してるの!?
問い詰めようと口を開けようとした瞬間、「沙織!なんで!?」と彼の声が聞こえる。
しかも…、彼女の口から…。

ん?もしかして…?

「雅紀…?」

「ぁああ…!バレたくなかったのに…」

彼はその場でうずくまる。
未だに玄関にいるから目立つだろうし、何とか部屋に入れてもらい彼の話を聞く。

「…俺、女装が趣味なんだよ。学生のときに女装コンテストで優勝して…、そっから…」

彼が諦めたように説明しだす。

「女装コンテスト、優勝…」

だからこんなに綺麗なのか!
なんか女性として負けた気がするんだが…!

「…幻滅しただろ?」

いつもとは違う落ち込んだ彼を可愛く思った。
見た目は綺麗な女性なのに、中身が彼だと愛おしいとさえ思える。

「幻滅なんてしてないよ。むしろ雅紀の別の顔も見れて嬉しい」

そう答えると彼は顔を真っ赤にさせてそっぽを向きながら「そっか」と答えた。

もう!こういうところが、ツンデレで可愛いんだよ!
そう思いながらニヤニヤしているのがバレたのか、彼はムスっとした。

その後何かを思いついたのか急にニヤっと笑い私を押し倒してきた。

「うわ…!な、なに?」

「ねぇ…、折角きたんだし今日このままシない?」

「へ?」

「いつもと違う状況ってそそるだろ?」

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