アイドルを卒業した日、私はマネージャーに処女を捧げました。

・作

人気絶頂の女性アイドルグループのセンターだった私は今日グループを卒業した。これからは芸能活動を一切せず、貯めたお金でゆっくりと過ごすことを決意。ずっと好きだったマネージャーさんに最後のお礼をいいに事務所によったとき、気持ちが我慢できなくなり「私の処女を貰ってください!」といってしまい…!?

人気絶頂の女性アイドルグループのセンターだった私は今日グループを卒業した。
これからは芸能活動を一切せず、貯めたお金でゆっくりと過ごすことを決意。

理由は簡単だ。
ずっと誰かに見られる生活が苦しくなってしまった。
ただのんびりと暮らしたい。
社長や偉い人に引き留められたけど、私はもう卒業することを決めてしまったから。

でも、一つだけ卒業するのを迷った理由がある。
それはお世話になったマネージャーさんの一人である千葉さんのことが、好きになってしまったのだ。
いつも優しく気を遣ってくれる彼に、いつの間にか私の心は奪われてしまった。

だからこそ最後のお礼をいいたくて事務所に寄って、千葉さんを呼ぶ。
優しく話してくれる彼に気持ちのセーブが出来なくなる…。

「千葉さん…、私の処女を貰ってください!」

そういった私に彼のかけていた眼鏡がカチャっとズレる。
それほどまでに驚いている様子だ。

「ダメですか…?」

「ダ、ダメっていうか…。そんな、急に…、どうしたの?」

驚いてても優しく声をかけてくる千葉さんに、やっぱり好きだなと自覚する。
この思いは止められない。
せめて彼とのセックスを思い出にしよう…。
だって私はもうアイドルじゃないんだから。彼に会う資格はない…。

「ずっと好きだったんです!でも、私今日で卒業だから…」

「す!?好き!?僕を!?かなちゃんが!?」

「はい!」

「ちょ、ちょっとまって…!こんなオッサンの僕を?」

「オッサンって私とそんなに年齢変わらないじゃないですか!私はもう24歳で、千葉さんは30歳ですよね?」

「6歳も違うんだよ!?」

6歳差の夫婦や恋人なんてたくさんいる。
でもそれを引き合いに出してくるってことは…。

「…私とシたくないってことですか?そんなに私のことが嫌いですか…?」

涙が出そうになるのをグっと我慢する。
泣いたら余計に迷惑をかけちゃう…!

「そんなことないよ!!む、むしろ光栄っていうか…!ほ、本当に後悔しない?」

「絶対にしません!」

「なら…、うん。分かったよ。僕そろそろあがれるし、ホテルに行こっか」

私の頭をなでながらいう彼に私の頬が赤く染まる。
小さく「うん…」と頷き、彼の車のキーを借りて、後ろの席でドキドキする胸を押さえていた。

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