草食系男子にえっちなご指導
両親の会社が倒産し、私1人で膨大な借金を返済しなければならなくなった。そんなとき目をつけたのが、風俗の世界だった…。風俗嬢になりたての頃は不安で仕方がなかったけど今ではもう慣れたものだ。そんなある日、お客様が「僕にえっちなことを教えてください!」といってきて…。イケメン草食系男子にえっちなご指導。
私の両親は小さな会社を細々と経営していた。
裕福ではなかったけど両親と3人で生活していくには十分だった。
しかし不景気の影響で会社は倒産してしまった。
そして残ったのは膨大な借金だった。
両親は長年の過労により働ける状態ではなくなったため、私1人で膨大なお金を稼がないといけなくなった。
そんなとき目をつけたのが、風俗だった…。
風俗嬢になって最初はドキドキと不安でいっぱいだった。
けど今ではそこそこ慣れた。周りの人たちに恵まれたおかげかも。
「リウちゃーん!ピンクルームに入ってくださーい!」
「はーい」
ピンクルームは初めてお店に来てくれた人が入る場所。
つまりは指名を獲得するチャンス!
━ガチャ
「おじゃましまーす。リウでーす。今日はよろしくお願いしますね」
「ひゃ、ひゃい!!」
イケメンさんだけど初々しい。
こういうところに慣れてないのかな?
「えっと、セイジさんであってます?」
「あ、あってます」
「大学生さん?」
「はい。そ、そうです!4回生です」
「じゃあ年下だね。そんなに緊張しなくて大丈夫ですよー。あ、先にシャワー浴びます?」
「は、はい…!」
もしかして童貞くん?
そう思いながらベッドの準備を済ませていく。
10分くらいたってシャワールームの扉が開く音がした。
「あがりました…」
「おかえりー。どう?落ち着きました?」
「あ、はい。少しだけ…。ぼ、僕こういう所初めてで、そういう行為もしたことなくて…」
「え!セイジさんイケメンなのに!?」
こんなにイケメンさんなのに草食系男子だったってこと!?
これは可愛い…!当たりかも…!
「イケメッ…!?ありがとうございます…。あの、だから、その…ぼ、僕にえっちなことを教えてください!」
わーお!
ストレートな頼み方だね。かわいー。
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