寡黙なドクターは待てができない (Page 4)

「あ、あ、あぁ…っ、きもち、きもちいいよぉ…っ」

パンッ、パンッ、グチュッ

私の腰を掴み、容赦なく腰を打ちつける。亀頭で子宮の入り口をゴリゴリと抉られて、気持ちよさで目の前が白んだ。

「俺も気持ちいい、君の中は最高だ…っ」

「あっ、好き、大好きぃっ」

「芽衣子、愛してる。愛して、る…っ」

グチュンッ

「ああんっ!」

「あぁ凄いな、俺の全部を搾り取ろうとしてる」

「ん、ん、んっ」

ここが車内だということも忘れて、私はただひたすらに喘いだ。

私の喘ぎ声が大きくなるにつれて、祥吾さんの腰の動きも加速していく。

普段のクールな表情とは違う、快楽に身を委ねて感じている祥吾さんの表情。

私は彼のこの顔が、堪らなく好きなんだ。

「もうイきそうだ、いい?芽衣子の中に出すよ?」

「出して、いっぱい、中に」

「芽衣子、俺の芽衣子、好きだよ」

「あ、イく、私もイッちゃうっ」

「あぁ、イく、イくイく、出る…っ」

グリッと、彼が秘部に自身を押しつける。その刺激で私は絶頂を迎え、祥吾さんもクタッと私に寄りかかってきた。

「はぁ…っ、気持ちよかった」

「私も、よかった、です」

「あれ、敬語に戻ってる」

祥吾さんは笑いながら、チュッと私の唇にキスをした。

「こんな場所であんなに感じちゃったのが、恥ずかしくて…」

「最高に可愛かった」

「車、汚れてないかな」

「おいで。拭いてあげる」

祥吾さんは甲斐甲斐しく私の世話を焼くと、目を細めて愛しげな視線をこちらに向けた。

「恥ずかしがりながらも俺を受け入れてくれる芽衣子、好きだよ」

「もう、言わないで」

「またそんな顔して…まずいな、抑えがきかない」

「え、ちょ、祥吾さん?」

「ね、もう一回…」

「嘘、あ…っ」

彼の手がまた、私の体を撫ではじめる。流石にもう一度は…と抵抗する私に、祥吾さんは耳元で甘く囁きながらおねだりをして。

結局私は、何度だって彼を受け入れてしまうのだった。

Fin.

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