お隣のお兄ちゃんとは襲われてからセフレの関係です (Page 3)
最初からなし崩しだったせいか、それ以来夏の間はヒロ兄に貪(むさぼ)るように抱かれる日が続いた。
会社はどうしたのかと思ったが、隙をついて聞いてみたら夏休みと有給休暇を組み合わせて長期の休みを取ったのだという。
うちの両親も、ヒロ兄のご両親もほとんど家にいないので、ヒロ兄の家から出られないまま夏が過ぎていった。
正直、ヒロ兄のことはずっと好きだったから、この泥濘(でいねい)のような官能の時間は、私が夢にまで見たものだ。
だが、歓喜と同じくらい押し寄せてくるのは罪悪感で…。
というのも、ヒロ兄には高校のときから付き合っている美人な彼女さんがいることを、私は知っているのだ。
「もしかしたら別れたのかも?」とも思っていたが、昨日彼女さんと電話しているのを聞いてしまった。
――どうやら、ヒロ兄は結婚するらしい。
*****
相手のいうことをなんでもきく代わりに、自分のお願いをきいてもらう。
というのは、私とヒロ兄の子供の頃からの取り決めである。
そこで冒頭というわけだ。
ヒロ兄の命令は「中学校の時の制服を着て、顔面騎乗玩具プレイ」なんてとんでもないもので…さらにはしれっと撮影までされてしまっている。
嫌がったら「じゃあ、露子の話も聞かない」といわれてしまい、渋々同意したが、私の心はもう快楽で折れかけていた。
ヒロ兄が、不意にローターのコードを掴む。
奥まで押し込まれたソレが引っ張られて、膣口付近まで降りてきた。
ずるずるずるッと、激しく動くローターが膣の中を刺激する。
立っていられないほどの衝撃に、私は内股になって悲鳴を上げた。
「ッあ、やめっ、もうむり!」
「今なら聞いてあげるよ。露子、何かいいたいこと、あるんだろ?」
「あうっやあん!」
下着を押し込めようとするように、ヒロ兄の指が私の蜜壺に突っ込まれる。
ぐちゅん、とはしたない音が鳴り、その音に気を良くしたのか、ヒロ兄はそのまま指をぐちょぐちょと動かした。
構えられたままのスマートフォンのカメラレンズは、私の感じ入った顔や、ヒロ兄の指によって割り開かれた秘裂を写す。
「も、こんなのやめたいぃ…!あんっやぁ!」
「こんなのって?」
「え、っちなことぉ!ああああっ」
「どうして?」
「だって、ヒロ兄にはっ彼女がぁ!」
下着がずらされ、ずちゅん、とヒロ兄の私より全然太い指が、二本一気につき入れられる。
突然与えられた強烈な刺激に、私はこらえきれず絶頂した。
「ああああァァァッ!っはぁ、はっ…」
「それって、誰のこと?」
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