お隣のお兄ちゃんとは襲われてからセフレの関係です
鈴木露子(すずきろこ)は、片想い相手だったお隣のお兄さん・五代比呂(ごだいひろ)に半ば無理矢理抱かれてから、彼とセフレ状態に。しかし、比呂が彼女との結婚話を進めていることを知り、身を引く決意をする。露子は「なんでもいうことを一つきく代わりに、自分のいうこともきいてほしい」と条件を出して、比呂との関係を切ろうとするが…。
どうして、こんなことになったんだろう。
「可愛い、露子」
私の目の前で、ヒロ兄が恍惚とした表情を浮かべている。
彼は右手に、私の痴態(ちたい)を撮影するためのスマートフォンを構えていて、左手では私の下着の紐を弄(いじ)っていた。
私はといえばヒロ兄に命令されて、着ているプリーツスカートを自分でたくし上げているので、この紐を解かれたら、秘部が丸見えになってしまう。
おまけに、下着からはコードが一本垂れ下がっていて、私のナカではスウィングするタイプのローターが暴れ回っていた。
もちろん、耳を澄ませばヴンヴンと唸(うな)るようなバイブ音が聞こえてくる。
下着はすでに愛液がしたたりそうなほど濡れそぼっていて、本当は立っているのもつらいほどだ。
でも、座ることは許されていないし、くずおれたら最後、気絶するまで犯されるだろう。
まあ、どっちにしろ最後はえっちされちゃうんだろうけど…。
「この制服を着てるときくらいから、露子のことをぐちゃぐちゃにしたいって思ってた」
ヒロ兄がうっとりとしながら呟く。
ちなみに私が今纏っているのは、中学生のときに着ていたセーラー服だ。
私が中学生のころ、すでにヒロ兄は成人していたので、手を出されていたら確実に犯罪である。
でも、もし誘われてたら…うっかり想像しかけて、私は頭を横に振って、妄想を追い出した。
こんなことをされても嫌いになんてなれないほど、私は昔からヒロ兄に心酔してたんだから、きっと逃げられなかったに決まっている。
でも、私の記憶では、中学生のときも全然相手になんかされてなかった気がしたけど…。
「…まだ、俺のいうことが信じられない?」
「そ、んなこと…!」
図星をつかれ、私は僅かにいい淀(よど)んでしまう。
深緑のプリーツスカートが、私の手の震えに合わせて、頼りなく揺れた。
もう、限界だった。
「ねえ、ヒロ兄…もうやめよ?恥ずかしいよ…」
「だめ。今日はなんでも言うことを聞いてくれるんだろ?」
ヒロ兄の手が、いたずらに伸びる。
ポリエステルのツルツルした下着越しに、ヒロ兄の長い指が私の割れ目をなぞった。
「ひゃんっ」
「それに、露子だってすごくえっちな気分になってるでしょ」
ぴとぴと、布の上から指で叩くようにクリトリスが刺激される。
直接触っていないのに、私の愛液で濡れた指を、ヒロ兄が見せつけるようにこすり合わせた。
「で?なんだっけ、露子。俺にいいたいことって」
ヒロ兄は、きれいな顔でにっこりと笑った。
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