浴衣 ~ 周りに気づかれないよう彼女の身体を弄んで楽しむ俺 (Page 3)
「あーあ…花火、見たかったなァ…」
あれから少し経ち、すっかり花火が終わってしまった頃…。
「最後らへんちゃんと見れたやん」
とぼとぼと歩く奏の横ですっかり計画通りに事が進み、上機嫌な俺。
それが悔しいのか、奏は少し速足で俺の前に出る。
「そんな怒らんでもいいやん。イッたんやし」
「そういう問題ちゃうッ…せっかく浴衣着たのに…」
せっかく着付け教室にも通ったのにと付け足すと、奏は後ろからでもわかるぐらいに頬を膨らませている。
確かに、これではただ単に青姦を楽しみに出掛けて行ったようなものか…。
「…んならさ、今度はエッチ抜きで花火しようや…奏の家で」
「えッ」
まさか俺からこんな提案が出るとは思っていなかったのか、奏はぱあっと目を輝かせながら振り向いた。
「でも花火の後はもう一回しよな」
「もうっ…海翔の頭の中そればっかりやんっ」
だけど否定してこない辺り、OKと受け取るということで、俺は優しく奏の手を握った。
Fin.
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