浴衣 ~ 周りに気づかれないよう彼女の身体を弄んで楽しむ俺
純粋に花火デートを楽しみたい彼女に仕掛けるエッチな悪戯。俺の作戦通り、周りの目を気にしながらもとろとろとした愛液を垂らす彼女。だんだんと我慢が限界に近づくと、彼女は俺に早く入れてほしいと懇願するようになる。
「よォ、似合ってんやん。浴衣」
「あ、あんま見んといてッ…」
祭りではよく見掛けるこの光景。
彼女である奏の少し前を仁平姿の俺、海翔が歩いている。
奏は仁平の裾を軽く摘み、少し歩きにくそうな足取りで歩く。
「はぐれんようにせな…ほら、裾やなくて、こっち」
「っ…うんッ」
頼りない奏の足取りを見て、俺が自分の左手を奏の方に差し出すと奏は俺の手を嬉しそうに握った。
「しっかし…どうなん、この人の量…花火見えへんやん。なァ、奏」
「あかん…く、苦しいッ…」
確かに花火の音は聞こえているし、そのたびに上がる歓声もちゃんと耳に届いている。
しかしあまりの人の多さに肝心の花火を見ることができず、小さい奏はそれに加え、人混みにすっかり負けていた。
「奏大丈夫か、俺の前おいでや」
「ん、ありがとう海翔。な、何か今日の海翔、変に優しいな…」
いつもなら奏は小さいからなァとついつい奏をからかってしまう。
だけど今日は俺のために浴衣を着てきてくれた嬉しさから、奏に対する態度がいつもとはまるで違う。
「まァ…祭りやし」
核心を突いてきた奏に俺は内心ドキりとしたが、とっさに嘘を吐く。
それに対して、じゃあ毎日がお祭りならいいのにね、と特に詮索しない奏を見て、俺は安堵の溜め息をついた。
「うーん…あんま、見えへんなァ」
「そうやなァ…」
そうして思考を巡らせる…愛しい彼女を襲う方法を。
「あッ…今ちょっと見えたかもっ」
純粋に花火を楽しみにきた奏に少し悪い気もしたが、この人混み、奏を含め、周りの目は上空へ…。
そう、今しかないのだ。
「ん、海翔…どうしたん」
「いや、ホンマ可愛いなァって思って」
初めの内は怪しまれないように、と奏の頭を軽く撫で、もう片方の手で奏を自分の元へと引き寄せた。
もちろん、気付かれてはいけない、秘密の作戦を遂行するために。
「あは…ちょ…くすぐったいよ、海翔っ」
「ほら…ちゃんと花火見ィへんと」
少しずつ、少しずつ、奏の身体に軽く触れていき、奏の緊張を解いていく。
そうして徐々に奏の敏感な部分へと手を滑らせていく。
「あッ…」
顔を奏の耳元に近づけて、俺の舌が奏の耳を舐めた途端、奏から甘い声が漏れた。
掛かった…そう確信した俺はそのまま奏の耳元で囁く。
「なんて声出してんねん。周りの人に変な目で見られるやろ」
「ッ…ご、ごめん」
奏が甘い声を漏らした途端、俺たちの周辺にいた人々の視線が奏に集まり、奏は恥ずかしさから口を両手で押さえ、俯いた。
「…ちゃんと声、抑えときや」
「えッ…あっ…海翔ッ」
俯いてしまった奏をいいことに俺は片手を奏の浴衣の繋ぎ目から中へと侵入させた。
すべては作戦通り、少しの狂いもなく着々と遂行されていく。
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