終わらない初めての夜~メッセージと2つのプレゼント~ (Page 3)

「お代は頂戴しております。ご利用ありがとうございます」

未奈は紅い顔で大きく息を吐きながらタクシーを出ると、スマホを握りホテルに歩いて行った。

『フロントで俺の名前いって』

急いでフロントに行き直樹の名前をいうと、1107号室と伝えられたと同時にバイブの振動がピタッと止まった。

未奈は、ゆっくりとロビーを見渡して、直樹を探した。

「ぁあぁ…」

また秘部の中で回り出したバイブに、思わずふらついた未奈はホテルマンに声を掛けられ、

「だ、大丈夫です」

というと、足早にエレベーターへ向かった。

誰もいないエレベーターに乗り込んで11と閉ボタンを連打すると、未奈はスカートの上から下腹部を触り振動するバイブを感じ目を閉じていた。

チンッ。

未奈はエレベーターを飛び出すと、部屋番号の表示を見ながら、よろよろと歩いた。

「お疲れさま」

振り返る間もなく直樹が抱きついてきて、目の前のドアを開けると、ふたりの身体を押し付けながらドアを閉めた。

荒々しく未奈のジャケットを脱がすと、ブラウスのボタンを飛ばしブラジャー姿にした。

直樹は眼鏡越しに、紅い未奈の顔を覗き込みながら、スカートを捲り上げてバイブで震える秘部と濡れた太ももを触ながら、微笑んだ。

「プレゼントは…気に入ったみたいだね」

「どこに…いたの?」

直樹の眼鏡は、未奈の吐息のリズムで曇っていき、後ろから未奈の唇に近づき眼鏡を外すと、濡れた舌を入れて絡ませた。

ふたりは口を開けて舌を絡ませると、直樹は未奈のストッキングの中に手を入れて、震えるバイブを上下に動かした。

直樹は、激しく唇を奪いながらバイブを動かし、ブラジャーのホックを外して胸を下から揉み上げながら、焦らすように乳首を摘んだ。

「ぁあアあアァ…イキそう」

直樹は眼鏡を掛けると、振動するバイブを抜き取り、ブラジャーのストラップを焦らすように肩からずらすと、未奈の柔らかな胸を露わにした。

「どこにいたんだろね。あ、イッちゃダメ」

硬く立ち上がった乳首を舌で舐め回して、甘く喘ぐ未奈を微笑みながら見た。

直樹は、ストッキングに手を掛けて乱暴に下ろすと、床に膝をついて、ぐっしょりと濡れた秘部に舌を這わした。

「あァああン…な、直樹…」

直樹は秘部にディープキスをするように舌を使い、優しく、ときに激しく舐めながら、ドアにもたれる未奈の脚を膝に置きストッキングを脱がした。

「よく我慢したね」

立ち上がり、未奈の頭をぽんぽんと優しく叩くと、軽々と抱き上げベッドに向かい、仰向けの姿勢で下ろすと直樹は服を脱ぎ始めた。

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