オオカミだけど甘えん坊

・作

莉緒はキックボクサーの月岡賢斗と交際している。普段は優しくて甘えん坊の賢斗だが、試合後は別人だ。激しく莉緒を求め、荒々しく何度も抱く。絶倫の賢斗に、莉緒はノックアウト寸前…!

「勝者、赤コーナー月岡賢斗!!」

レフェリーの声に、観客席の莉緒は飛び上がった。

リングの上では、恋人の賢斗がグローブを突き出し勝利の笑みを浮かべている。

腫れた目蓋を重たそうに持ち上げながら、ようやく莉緒を見つけると、

「やったぜ」

と小さく口を動かした。

*****

月岡賢斗はキックボクシング界期待の新星だ。

高校からジムに入門し、卒業と同時にプロテストに合格。

プロデビューすると、すぐに頭角を現した。

そんな賢斗を、莉緒は高校時代から見守ってきた。

猛獣のようなライバルたちと闘う日々の中、賢斗が甘えられるのは恋人の莉緒だけだ。

試合後に見せる別の顔を知っているのもまた、莉緒だけだった。

*****

「もう…我慢できないっ」

一緒に暮らすマンションに戻った途端、賢斗は莉緒をベッドに押し倒した。

「あっ…待って賢斗っ…んんッ」

唇が塞がれ、賢斗の舌が激しく莉緒の口内を犯す。

試合後の賢斗の唇は、いつも血の味がした。

「莉緒…ずっとこうしたかった…っ」

賢斗はワンピースとブラジャーを荒々しく剥ぎ取ると、莉緒の豊満な乳房にしゃぶりついた。

「あぁっっ」

「…あぁ莉緒の匂いだ…すげー興奮する」

賢斗は両方の乳房を激しく揉みしだいた。

節ばった指が白い乳肉にいやらしく食い込む。

「ぁあんッッ」

賢斗の指先が敏感な果実に触れるたび、莉緒は背中を震わせた。

「なぁ、乳首ビンビンに勃ってるぜ?莉緒も俺とHしたい気持ち、ずっと我慢してたんだな」

試合前の減量期間に入ると、賢斗は莉緒を抱かない。

ふたりがこうして肌を合わせるのは、1ヶ月ぶりだった。

公開日:

感想・レビュー

1件のレビュー

オオカミだけど甘えん坊のレビュー一覧

  • 絶倫ワンコ

    ワンコ責めのエロエロでした。
    格闘家ってみんなこんな感じなのかな?
    もうそういう目で見ちゃいそう、いや、見ていこうと思います。

    6

    なな氏 さん 2020年11月20日

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