彼の新しい車で海へドライブに。キスをしていると、シートを押し倒されて…
車好きな彼氏が大きな新車を購入した。海へドライブに行くことになり、ロマンティックな雰囲気にうっとりしている私。その後、車の中で彼とキスをしていたのだけれど、彼が私のシートを押し倒し、スカートの中に手を入れてきて…
車が趣味の彼が大きな新車を購入し、ドライブに誘われた。
外車のワンボックスカーだと説明されたけれど、私は車に全然詳しくないため、とりあえず「かっこいいね」とだけ言った。
「天音(あまね)、この車のよさが全然わかってないだろう?」
「あ、バレた?」
「それはな。まぁいいさ、乗って」
助手席に座ると、車高の高い車だけあって外の景色がいつもと違って見える。
窓を開けると気持ちのよい風が入り込み、髪を揺らした。
「遥灯(はるひ)くん、どこに向かっているの?」
「とりあえず、海なんてどうかな」
「いいね!」
「疲れたら、眠っていいからな」
遥灯くんはテストドライバーとして働いていて、趣味も仕事も車一色だ。
忙しくてなかなか会うことができず、たまのデートも遠方へドライブしながらゆっくりとお喋りを楽しむことが多い。
私はあまり口数が多い方ではなく、遥灯くんも急かすような性格でもないため、無言でも心地よい間柄だった。
海に到着すると、私たちは手を繋いでどこまでも砂浜を歩いた。
遊泳の時期ではないので人はまばらで、私たちのようなカップルが何組かいる程度だった。
出発が午後だったためすぐに夕方になってしまい、空は端の方から徐々に夕闇に包まれた。
「夕日が沈むところも見られて、よかったね」
「ああ、綺麗だったな」
私は遥灯くんの綺麗な手に指を絡めながら、次はいつ会えるだろうかとぼんやり考える。
車内に戻ってからも遥灯くんはすぐにエンジンをかけず、二人とも黙っていた。
すると、彼が私をそっと抱き寄せてキスしてきた。
「…」
唇が離れて目が会うたびに、遥灯くんは私を抱きしめる力を強める。
再び目を閉じてキスに耽っていると、彼がシートをそっと倒し、私のスカートの中に手を入れてきた。
「やっ…」
「嫌か?」
「するのは、嫌じゃないけど…ここじゃ見えちゃうよ」
あたりはすっかり夜の闇に包まれ、他に車や人の気配は感じない。
それでも、万が一見知らぬ人にセックスを覗かれたらという恐怖があった。
遥灯くんはすばやく後ろのフラットシートを倒し、私にそこに寝るように促す。
フラットシートに仰向けになると、天井が高いことに気づいた。
「天音」
遥灯くんがキスをしながら、私の服の中に手を入れて胸をまさぐる。
乳首はすぐに固くなって、下半身が熱くなるのがわかった。
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