暗がりに待ち受けるのは。
残業から帰宅すると、いるはずの恋人がいない。部屋も暗く、鍵もかかってなかった。とりあえず部屋の明かりをつけようとすると、いきなり背後から羽交締めにされ、粘着テープで拘束されてしまう。まさか強盗?!と思っていたら、服のボタンを引きちぎられて…。
「ただいまぁ〜!あれ?ジュンくん、いないの?」
靴を脱ぎながら同棲して一年になる恋人の名を呼ぶが、返事は無かった。少し開いたドアから見えるリビングは暗く、僅かに月明かりがカーテン越しに入ってくるだけだった。玄関の鍵は掛かっておらず、てっきり家の中にいるものだと思っていた。
『コンビニにでも行ってるのかな?ちゃんと鍵かけてよ…もう夜遅いんだから。物騒だなぁ』
リビングのドアを開け、壁にある電灯のスイッチに手を伸ばした瞬間、背後から急に羽交締めにされた。突然の出来事に頭が混乱した。
「じゅ、ジュンくん?!ちょっ、いきなり何っ?!」
振り返って顔を確認する前に、口の中にハンカチか何かをねじ込まれたうえに、粘着テープのような物で塞がれた。そして乱暴に私を床の上へ押し倒し、のしかかってきた。
「んん〜っ!んぐぅ〜〜〜っ!」
抵抗しようにも、力が強く敵わなかった。腕を押さえつけられ、両手首を交差して更に粘着テープでぐるぐる巻きにされた。
『何これ…どういうこと?ひょっとして強盗?ジュンくんは?!』
強盗は私が着ている服のボタンを無理矢理引きちぎって、ジュンくん以外に見せたことのない肌を曝け出した。
『ウソっ、ヤダ、私…もしかして強姦される?!』
ストッキングをビリビリに破かれ、下着も引っ剥がされてしまった。蹴り飛ばそうと試みるも、恐怖で力がうまく入らない。それに、もし蹴飛ばして逆ギレされて刃物でも出されたら…?
このまま無抵抗でいたほうが、命は助かるかもしれない…。途中でジュンくんが助けに来てくれるかも?ピルは普段から飲んでいるし、望まない妊娠の可能性は低いはず。なくなく、強姦魔に体を好きにさせることにした。
強盗改め強姦魔は興奮しているのか、荒い呼吸をしながらズボンを脱ぎ始めた。その間、月明かりを頼りに特徴を捉えようと目を凝らすが、どうやら目出し帽を被っているようで顔については何もわからなかった。
避妊具をつける様子などなく、熱く脈打つその先端を私にあてがって一気に挿入してきた。その瞬間、脳天まで衝撃が突き抜け、出せない声をあげる。
「んんぅ〜〜〜っ!!んっ!んん〜〜っ!」
馴染まないうちから容赦なく腰を打ちつけて、その度に奥まで突かれておかしくなりそうだった。侵入者を拒むというよりは、快感を求めて締まるナカが信じられなかった。声が出せない状況で逆に良かった。甘い声をジュンくん以外に聞かれるなんてイヤだもの。
『ううっ、何これ、悔しいけど、気持ち良い…!私、知らない人に無理矢理されて、感じちゃう変態だったんだ…』
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