復讐の淫夜 (Page 5)
「おかげでだいぶセックスのテクニックも磨かれたよ。最近はいい薬もあるから、金さえ出せば誰だって絶倫になれるしね」
康太は私に手を伸ばすと、子宮の場所を探すように下腹を撫でた。
「由美だって、今夜は退屈しなかっただろ?」
私は手を振り払うと、康太から距離を取った。
「あなた、最低ね…」
「君に言われたくないね。甘い言葉と札束をチラつかせたらホテルまでホイホイついてきたくせにさ。それに、そもそもこの遊びは君が教えてくれたんじゃないか。僕が気づかないとでも思ったかい?」
「わ、私…帰る」
「待ちなよ、由美」
立ち上がろうとする私を、康太が荒々しく組み敷いた。
「いや!離して!」
「このまま帰しても構わないけど、後悔するのは君だよ?この部屋にはカメラが仕込んである。正確に採点するために後で見返しているんだ」
「そんなっ…!」
「いつもは仲間とみんなで見返すんだけど…今回はどうしようかな?」
「やめて…誰にも見せないで、お願いっ」
康太は小鼻を広げ、満足そうに口角を上げている。
女の扱いを知らないおぼっちゃんの面影は、悲しいほどにすっかり消えていた。
「なんでもするから…」
私はプライドを捨てて、自ら康太に肌を寄せた。
「許して…もう決してあなたを傷つけたりしない」
康太はじっと私を見つめた。
「本当?」
唇が近づく。
「えぇ本当よ、とりあえず今夜は家に帰してちょうだい。また改めて話をさせて…」
私はゆっくりと瞳を閉じる。
しかしキスの代わりに、耳元で冷たく低い声がした。
「勘違いするな」
「え…?」
「間違っても君に未練なんてない。今夜抱き潰したらポイだ。あの頃の君がしたみたいに捨ててやる」
康太は私をうつ伏せにすると、荒々しくシーツに顔を押し付けた。
「いやぁっ!!」
「脚開けよ。バックで10回イッたら、アナルも可愛がってやるからな。今夜だけで体も心もボロボロにしてやる…」
蜜壺を後ろからペニスがこじ開けた。
「ぁあああああッッッー!!!」
怒りの熱を持った肉杭が、罪深い体を貫く。
「ごめんなさいっ…あああっぁああっ!私がっ…間違ってまし…た…」
体液にまみれたシーツに向かって、私は嬌声混じりに懺悔した。
Fin.
作品ファンなので、新作嬉しいです!
ありがとうございます
匿名 さん 2021年5月30日