隠し部屋とマジックミラー~真梨と執事と旦那様~

・作

新人メイドの真梨は旦那様の長谷川雅人から1枚の地図を渡される。探し当てた知らない部屋に入ると旦那様の声が響きわたる。真梨は隠し部屋で驚きの光景を目にして旦那様の声に乱される。突然、部屋のドアが開いて…

限られたメイドしか来てはいけない廊下に、新人メイドの真梨はしゃがみ込んでいた。

「朋美先輩いたでしょ?あの廊下に行ってから行方不明なんだよ?」

真梨の頭の中で先輩に言われた言葉が響く。

緊張しながら、赤い丸がついた地図と頭の上にあるドアノブ、左奥のマスターベッドルームを交互に見つめていた。

「真梨さん疲れていると思うけど、今夜0時に」

低い声に甘いマスクの青年実業家の旦那様、長谷川雅人から手渡された地図の赤い丸の部屋は、若い執事の中田雄二から渡されている地図には載っていない。

真梨は立ち上がってドアノブを回すと、身体を滑り込ませた。

ソファの前にテーブルがありワインとグラスが置かれ、キャンドルが部屋を灯している。

真梨はソファに座り腕時計を見ると23時30分を回っていた。

『さすが真梨さん、よく場所が分かったね』

天井から旦那様の低い声が響きわたり、真梨は驚いて部屋中を見渡した。

「だ、旦那様?」

『テーブルの前のカーテン、見える?開けてごらん』

「か、かしこまりました」

真梨は立ち上がり、キャンドルの光を頼りにテーブルの前方に行くとカーテンを真ん中からザーッと開けた。

「?!」

そこには全裸の旦那様が笑いながら立っているのが見え、真梨は驚いて目を背けた。

『そちらの部屋はこれで見えているし、今は真梨さんの声もスピーカーで私に聞こえているんだよ』

大きなマジックミラーをコンコンと叩くと、真梨は振り返り旦那様が持っているタブレットを見ると、この部屋にいる真梨の姿が写っているのが見えた。

思わず真梨は目線を外すと、旦那様が小さく笑う声が部屋に響いた。

『ミラーを見なさい』

真梨はゆっくりと大きなミラーに視線を戻すと、旦那様の引き締まった身体と、手に持ったタブレット、そして上を向いてそそり立つ大きなペニスが目に入ってきた。

『ソファに座ってオナニーしなさい』

旦那様の言葉に、身体を硬直させた真梨は背を向けていった。

「ことわる、こ、、」

『できない』

厳しい口調で真梨の願いを遮る旦那様の声が響き渡った。

『ソファに座って、私を見なさい』

真梨はソファに浅く腰掛けると視線を上げた。

旦那様は、ベッドに寝てタブレットをサイドテーブルに置き、硬く上を向いているペニスを右手で握って上下に動かしている。

『真梨に触って欲しい、私のこれを』

真梨は無意識の内に生唾をゴクリと飲むと、旦那様は微笑んで

『ブラジャーとスカート、パンティ。それ以外は全部脱いで、テーブルに脚を置いて私に見せなさい』

ミラーを見ながら厳しい顔でそういった。

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