同じオフィスで働く彼と、ドキドキのおもちゃ入れっぱなしプレイ (Page 4)

「は…?」

「いや、課長はまだいい。問題は隣の加藤だ」

私に触れながら床に膝をついた佐古さんは、片手で器用に私のシャツのボタンを外すと、下着のおかげでできた、なけなしの谷間に顔を埋めた。

ちなみにもう一方の手は、可愛くない動きで私のお尻を揉みしだいている。

「あれだけいったのに、加藤をまた隣に座らせるなんて何考えてんだ。あいつ、絶対に蒼衣のこと好きだぞ。ミーティング中どころか、出社してからずっとちらちら蒼衣のこと見てたし」

「そ、んなわけ…」

「あるね」

佐古さんが断言する。

ちゅうっと、疼痛が胸元に走った。

見下ろすと、白い胸に真っ赤な所有印が刻まれている。

佐古さんはブラジャーから強引に私の乳首を出すと、ぷくんと立ったそれに甘噛みを施した。

「蒼衣は、俺の彼女なのに」

歯で齧(かじ)られ、固定された乳首が、口腔内の舌で嬲(なぶ)られる。

鼻息がこそばゆく、まさぐられ続けている下肢ももどかしい。

何より、私のナカではまだローターが蠢(うごめ)いているのだ。

「うぅんッ、やらぁ、いきたい…!」

「じゃあ、俺らが付き合ってるってみんなにいっていい?」

吐息混じりに囁かれ、私の身体はびくりと震えた。

付き合ってることを内緒にしてほしい、と頼んだのは私だ。

人気者の佐古さんと付き合ってることが知れたら、どんな目に遭うか想像するのも恐ろしい。

社内に敵を作るのはごめんだ。

しかし、佐古さんには私の考えや懸念が理解できないという。

今朝も押し問答の末に「じゃあ、代わりにこれを入れて出勤してくれたら黙ってる」といわれ、ローターが押し込まれたのだ。

ここで折れたら今日の私の苦労は水の泡だ。

「や、やぁっ、らめぇ…」

「なんで?俺はいいたい。蒼衣が俺の彼女だってこと」

ぷつん、とブラジャーのホックが外される。

左の胸はお尻や太ももを擦っていた手の内にすっぽり収まっていて、右の胸は大きく開けられた佐古さんの口に食べられてしまった。

ずぞぞぞッと音を立てて吸われると、それだけで達しそうになってしまう。

「ひゃああああッ!あ、ああッ、い、イク!」

「ねえ、入れてほしい?」

低い声が、私の耳を通して脳みそに響く。

「ほ、ほしい!あんっ、佐古さん入れて!」

「じゃあ、一個お願い」

意地悪く囁かれる。

なんだろう…付き合ってることをいわせてとかかな。

でも、それだけは…。

愛液をだらだら流す私の蜜壺の口に、佐古さんのペニスがちゅっちゅとキスをする。

焦らされ、私の腰はみっともなく揺れていた。

「俺のこと、名前で呼んで」

「はっ、ん…しゅ、しゅうとぉ…!」

「よくできました…っ」

ぬぷぷぷっと、佐古さんの…いや愁斗のモノが入ってくる。しかし、私の喉から漏れたのは嬌声ではなく悲鳴だ。

「ちょ、まっ、やあああああああ!まらブルブル入ってうぅっ!」

「うん、俺も気持ちいい…!」

奥の奥に押し込まれたローターが、愁斗のピストンに合わせて子宮に押し当てられる。

認めたくないが、いわゆるポルチオも、私は弱い。

いきすぎた快感に、狂ってしまいそうになる。

「あっ、あっ、あっんん!ぬ、ぬいてよぉ!」

「んー?じゃあ…」

もう一個お願いな?

愁斗がにっこりと笑って告げる。

「頷いてくれないなら、抜かないしイカせてもあげない」

どくん、と心臓が跳ね上がったのは恐怖からか、期待からか。

佐古さんと私が付き合っているという電撃ニュースが社内を駆け巡るのは、この昼休みの後の話である。

Fin.

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