愛のかたち…生殖機能を失った夫婦の性生活 (Page 2)
「coming!」
それまでピクリとも動かず、ドアの近くでおすわりをしていた愛犬が移動し、ローションのニオイを嗅ぎ、舐めだす。
「ぁ、ぁぁ…ヒロト…ヒロト…」
「大丈夫。コイツも俺たちの家族だから…」
「…ごめんな…さい…」
そう繰り返す、ミサの瞳は今からの行為に興奮を隠しきれないほど、劣情を宿している。
「go in!」
「あ、ぁぁ…ぃ、ぃ…ぉ、奥まで…ゴリ…ゴリィ…ぁ、ああーー…」
「ふふっ、じゃ俺はこっちを可愛がってやるよ」
ヒロトはブルンブルンと顔の上で揺れる双丘の赤い突起に噛み付いた。
「んがっ、ぁぁー…ゃ、ゃあーーだめ、だめだめだめ…も、だめ……」
善がり狂うミサと、ミサに腰を激しくふる愛犬を眺め、ヒロトは力のない自分のコックを自慰し始めた…。
お互いに納得してればいい。
愛のかたちは人それぞれ、自分たちは幸せだと2人は思った。
Fin.
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