淫靡な村の掟 (Page 4)
2週間が過ぎた頃、志乃の心や身体にも変化が訪れた。
あんなにも恥ずかしがっていた志乃が、自ら右近を求め欲するようになってきたのだ。
豊満な胸で右近のモノを包み込み、硬くしこった乳首を擦り合わせ、括れたカリを刺激する。
赤黒く怒張する鬼頭に、チロチロと舌を這わせながら、同時に胸で根元から揉みあげる。
右近の眉がピクリと切な気に動き、甘いため息を漏らした。
「志乃…すごくいいよ…もっと咥えてごらん?」
「ふぁい…らんなさまぁ…」
歯を当てないように、舌を絡めながらその硬く熱い塊を愛撫する。
先端から少し苦い汁が滴り、志乃は一滴も逃さないよう舐め尽くした。
(舐めてるだけなのに…私…アソコが熱くておかしくなりそう…)
何も着ていないため、足をモジモジと擦り合わせるたびにヌチャッと湿り気を帯びた音が聞こえてきた。
「私のを舐めただけで、もうビショビショに濡らしているのか…」
地獄耳の右近にはすべてお見通しだ。
太ももに垂れている愛液を指で掬うと、いやらしい表情で舐め取り、仰向けに横になった。
「さぁ、志乃の好きにしたらいい」
意地悪な薄ら笑いを浮かべて、志乃から跨がってくるのを待っている。
志乃は戸惑いながらも、我慢できずにゆっくりゆっくりと、右近のモノに腰を落としていった…。
「はっあああああん!!深いっ…よぉ…うぅっ…」
「くっ…すごい濡れようだな…だが、中は熱くうねり…私のをきつく締めつけてくる…」
「あっ…あっ…ひぃいん…奥がぁ…すごいよぉ…」
「ほら、腰を振って…もっと感じればいい」
「無理っ…です……はぅ…動けないぃ…」
「仕方ない子だ…私が動く分、覚悟するのだよ…」
右近は、志乃が逃げられないようにがっちりと腰を掴むと、下から激しく突き上げ、ぐりぐりと何度も何度も角度を変えては、繰り返し膣内を犯し続けた。
「ひゃぁああああっ!旦那様ぁーーらめらめぇー!!」
ぐちゅぐちゅ。
パンパンパンパン。
ジュプジュプ。
ぐちゃぐちゃに混ざり合った愛液が、飛沫を上げて飛び散る。
休む間もなくイカされ続けた志乃の身体は限界を迎え、間もなく意識を失った。
そして、全身に走る甘い感覚で再び目を覚ますと、右近が中に入ったままで、腰を振っているのが見えた。
「ん…んん…あああ…ぁあん」
「志乃っ…」
掠れた声で名前を呼ばれると、胸がきゅうと苦しくなり、それに連動して膣も収縮し出す。
汗だくで欲望のままに腰を振り続ける右近の姿は、雄々しくまるで獣のようであった。
志乃にとっては、その姿さえ美しく映り、胸を切なくさせた。
「旦那様…志乃を好きにしていいから…他の人を抱かないで…」
右近の首にしがみつき、腰に脚を絡み付かせた。
右近は、涙声で震えている志乃をきつく抱き締め返すと、耳元で優しく囁く。
「あぁ、約束しよう。お前以外、欲しくないのだよ…志乃が思っている以上に、お前を心から愛しているからね」
「旦那様ぁ…志乃も…旦那様を愛しています」
2人の交わりは1ヶ月もの間、右近の発情が収まるまで休むことなく続けられた。
発情が収まるとおよそ2ヶ月の休養を経て、また季節の変わり目に愛欲にまみれた生活が始まるのだ。
志乃は体力を回復させながら、次の発情期を考えると、甘く秘部を疼かせた。
そして右近もまた、志乃との卑猥な日々を思い出しながら、季節の変わり目を心待ちにするのであった。
それまで2人は、しばしの穏やかな時間を幸せに過ごしているそうだ…。
Fin.
エロいけど、ところどころ日本語が変。
無駄な擬音語も多くて萎える。
さはら さん 2021年5月2日