ひ弱な彼が野獣に変わる夜 (Page 4)

「んっ…ぁ…」

(キス上手すぎ…何だか…もうアソコが熱くて…ジンジンしちゃう)

180cmにまで伸びた高い身長と、筋肉の付いたがっしりとした身体に抱きすくめられ、甘く深いキスを交わす…。

二人の唾液が混ざり合って、銀色の糸を引いて途切れた。

「美紀ちゃん、さっきは20年前と全然変わってないって言ったけど…変わったね…だって、キスだけで乳首も硬くして、こんなに濡らしちゃうほどイヤラシくて魅力的な身体になってる……」

「やっ…言わないでよぉ…」

「ほら、すっごい立ってるよ?」

拓実の舌が、乳首をコロコロと転がし、中指が硬く主張し始めたクリを優しく撫で回した。

「あっ!……んん…ひゃぁん!!」

「可愛い声…もっともっと…鳴かせたい…」

すると拓実は、身体中へキスを落としながらクリに吸い付いた。

ちゅっちゅっ。
ちゅぅうう。
じゅりゅじゅりゅ。

わざと卑猥な音を立てながら、私の濡れそぼった秘部は、拓実の舌によって犯された。

「やっ…やっ…ぁあ……あっんん……ソコだめぇ」

イキそうになると、拓実も察したのか舌をグッと膣内に押し込めて、指に当てたクリと一緒に責め立ててきた。

「もぅ…らめぇ…ぁ…ぁ…イッちゃう…あんあん…んんぁあ!!!」

荒い呼吸のまま、拓実に手を伸ばすと、イッたばかりの膣内に、細く長い指が侵入してきた。

「はっううう…」

「中すごいね…キュウキュウ僕の指に噛みついてるみたい…ヤ~ラシイ……」

初めて気付いたけど、エッチしてる時の拓実は意地悪だ。

「んっ…んんぁあ…激しくしないれぇ……イッたばかりだからぁ…あっ!!」

私の言葉に反応して、今度は、膣のザラザラとした天井部分を擦り上げながら、ユルユルと抜き差しをする。

腰が浮いてしまうくらいに、気持ちがいい。

激しくしないでって言ったものの、もどかしい快感ばかりで、自ら腰を振って快楽を求めてしまう。

「エッチな顔して、腰振っちゃって…美紀ちゃん、どうしてほしいの?」

「イジワル…わかってる癖に……」

「美紀ちゃんの可愛い唇で教えてよ…」

甘い言葉とは裏腹に、拓実の瞳には雄が宿っていて、ギラついた視線を向けられると、心まで犯されそうで、秘部が熱く蕩け出すのを感じた。

「もぅ…我慢できないよぉ……拓実のが…欲しいの…」

私は、恥ずかしさのあまり拓実の首にしがみついた。

「美紀ちゃん…本当にエロくて可愛すぎだよ……そんなに煽られたら…優しくなんてできない…僕ね美紀ちゃんを守りたくて、必死で身体を鍛えたんだ。やっと、美紀ちゃんと1つになれるんだね」

脚を左右に思いっきり広げられ、私の秘部に熱く硬いものが擦り付けられた。

それは、イヤラシイ音を響かせながら、クリも一緒に刺激して、何度目かわからない絶頂へと私を駆り立てる。

「美紀ちゃん、こんなに感じやすくて可愛いなんて…入れる前にこんなにイッちゃって…入れたらどうなっちゃうのかな……」

拓実も切羽詰まった顔で、私の中へと押し入って来た。

そして、太く大きな塊が一気に奥まで貫いた。

「ぁああああ!!!」

「ぁあ…すごい気持ちいい…美紀ちゃんの子宮口降りてきてる…僕の先っぽ当たってるのわかる?」

そう言いながら、拓実は力強い腰のスライドで私の子宮口をグリグリと刺激し、私は初めての快感にシーツを握り締め、さらに拓実を締め付けることになってしまったのだった。

そうして、私たちはお互いを貪り合うように抱き合った。

「美紀ちゃん、大好きだよ…僕ね…美紀ちゃんと再会して…給湯室で美紀ちゃんが、振り返って僕に、『ありがとう』って言ってくれた時、その笑顔が綺麗で眩しくて、惚れ直しちゃったんだ…これからも、ずっと側にいてくれる?」

「っ!バカね……恥ずかしいことばっかり言って!!仕方ないから、いてあげる…」

そして、私は拓実の耳元で『私も大好きだよ』と囁いた。

不意を突かれた拓実は、顔を真っ赤にさせてデレデレしながら、私を抱きしめた。

拓実は再び雄のスイッチが入り、二人の終わらない、長い長い夜が更けていったのだった。

Fin.

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