夜勤から帰ってきた彼が、これから出社する私に「エッチしたい」と誘ってきて… (Page 2)

「久しぶりだし、今夜ならいいよ。もう電車だから、行くね」

「だから、五分で終わるって言ってるだろ」

ハル君は強引にブラジャーの中に手を入れると、熱い指先で乳首を撫でる。巻いた髪を崩さないように、あまり密着はしてこない。

「ん、や、ぁ…」

「侑芽だって、したいだろ?」

耳元で囁かれ、ストッキングと下着も勢いよく下ろされてしまう。

五分ですべてを終わらせる気でいる彼は、あそこをすばやく指でかき回した。

「やっ、ああっ、やっ…」

敏感な部分を重点的に刺激されることで、どんどん水音が大きくなる。

ハル君はひたすらクリトリスを責めあげて「気持ちいい?」と訊ねるので、私は何度も頷いた。

「気持ち、いい…っ、あああっ!だめっ!」

彼は私がイッたあとも指をかき回し、入りやすいように慣らしていく。

あそこが十分に潤った頃、私を四つん這いにさせて挿入し、いきなり激しく腰を打ち付ける。

「あああっ…!ハル君、だめぇ…!あああっ!」

朝陽が寝室に差し込み、私とハル君を照らし出す。こんなに明るい時間に、しかも平日の出勤前に盛っているなんて、恥ずかしすぎる。

「侑芽の中、すごく締まってて気持ちいい。五分で終われないかも」

「だめ、仕事、遅れちゃぅ…。あああっ!あっあっ、あっ」

「じゃあ、早くイカせて、って侑芽がお願いして?」

「いや、いやぁっ…!あ、あんっ!あん…っ」

彼がギリギリまで自身を引き抜いて、鋭く挿し込むという行為を繰り返す。早くイキたいのに焦らされて、時間ばかりが気になってしまう。

「ハル君、お願い…、もうイキたい…!あああああっ!!!」

ハル君が「よくできました」と囁いて、私の腰を掴んで激しく揺さぶる。パン、パン、と肉と肉がぶつかり合い、その度に快感が脳天まで駆け巡った。

「あああっ、イク、イク、あああっ!」

最後にぎゅっと膣に力が入ると、ハル君も身体を震わせて射精した。ゴム越しでもそれが熱く滾っていることがよくわかる。

腰がだるくて休みたいくらいだったけれど、急いで身支度を整えた。

再び玄関でパンプスを履いていると、ハル君が私の頭を撫でて「続きは夜ね」と微笑む。

私もいたずらっぽく微笑み返し、「さっきのお返しに、今夜は私が気持ちよくしてあげるから」と言って家を出た。

Fin.

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