彼氏の父親に秘密で犯される
彼氏の家に初めて訪れ、行為に及ぶものの帰ってきた父親に中断を余儀なくされる。熱った体はそう簡単に治ることなく、彼氏の父親に見抜かれ中断したお詫びに気持ちよくさせてあげると無理やり弄られる。嫌なのに快楽で体は動かず、行為は遂に挿入まで行き…。
胸の高鳴りに眩暈がする。
高揚した体は、その瞬間を今か今かと待ちわびており、由奈は熱っぽい視線を向けていた。
「由那、いい?」
「彩人なら、いいよ」
目の前にいる男、彩人は頬を赤らめると由那の秘部に自身の男性器をあてがった。
一呼吸置いたあとゆっくりと挿入し、ぬちゃりという艶かしい水音を響かせる。
「あっ…由那の中、熱い…めっちゃいい、ッ!」
「んぁ…!彩人、彩人すき…」
由那は彩人のモノを奥まで受け入れる。
吸い寄せられるかのように二人の視線が合わさり、自然と唇を近づける。
由那は満たされた気持ちになりながら、うっとりとした気持ちで瞼を閉じた。
と、そのときだった。
「おーい、彩人いるんだろ?鍵はちゃんと閉めろって言っただろ?」
下の階より、声が聞こえた。
二人は何事かと固まっていると、今度は階段を上るような足音が聞こえる。
ような、ではない。上っているのだ。
「彩人?返事くらいしなさいって。あぁ、そういえば醤油切れてたから買ってきてくれないか?今日休みだっただろ?」
足音が徐々に近づき、部屋の前を通り過ぎる。
お互い、ふぅ…と安堵の息を吐いたのも束の間、足音は一度止まると再び踵を返し部屋の前で止まった。
「彩人?なにしてんだ?入るぞ」
「あ、開けんな!今出るから!買い物だろ?!いーよ行くから!」
「なんだ、やっぱいるじゃん。早く行ってこいよー」
彩人が慌てて声を上げると、足音の主は階段を降りて行った。
彩人と由那は互いに目を合わせる。
彩人は深いため息を、由那は苦笑をこぼす。
初めての行為は、残念ながら中断という結果に終わったのだった。
*****
「私も行くよ?」
「いい。自転車で行っちゃうから」
玄関で靴を履く彩人を見送る。
二人でのんびり散歩として行こう、という由那の提案は却下され、彩人はさっさと準備を終えてしまう。
靴紐を結び立ち上がった彩人がふと振り返る。
ほんの少し頬を赤らめ「それに、」と続けた。
「…い、一緒に行くと…我慢できなくなりそう」
彩人はそれだけ言うと「じゃ!行ってくる!」と玄関の扉を雑に開けて出て行った。
ポカンとしていた由那だったが、徐々に言葉の意味を理解し同じように顔を赤らめた。
由那と彩人は大学のサークルで出会った。
サークルの飲み会で意気投合し、三回目のデートで彩人から告白してくれたのだ。
お互い経験が浅いのも相まって、まるで高校生かのようなうぶで初々しい生活を送っている。
「…はぁ」
仕方ないとはいえ、行為を中断されたのは心苦しい。
体も妙に熱ったままで、物足りないとでもいうように胸が疼いている。
急いで服を着たせいでブラはつけておらず、布の擦れる感覚が体を昂らせる。
だめだとわかっていても、手はゆっくりと自身の下腹部を撫でた。
期待に満ちた体はそれだけで高揚し、中が緩く締め付ける。
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