大好きな彼氏に嫌われたくなくて、執事に頼んでエッチなレッスンはじめました。 (Page 3)

なんて健全なの?!

私は悶々としながら家の門をくぐった。

「今日もレッスンするわよ!」

私はどうしようもない苛立ちやもどかしさをぶつけるために執事を呼びつけた。

「お嬢様、今日はデートだったんじゃ…」

「そうよ。キスして喜んでたわ。でもそれだけ、帰りのキスなんて軽く合わせただけよ。私ってそんなに魅力ないのかしら?」

「そんなことはないと思いますよ?きっとお嬢様のこと大切にしたいと思っているんじゃないですか?」

「だって、だって彼は、何人も…」

いつの間にか私は泣いていたようで、執事は近くに来て私の涙を拭った。

「噂で聞いたことが真実とは限りません」

「でも!私はこんなにうずうずして…キスしただけで、濡れちゃったわ…恥ずかしい、情けない!私なんて消えちゃえ!」

「お嬢様、いけません」

珍しく執事は声を静かに荒げ、ヘナヘナと床に座り込む私を抱き止めた。

「レッスン、始めますよ」

「へっ?」

泣き顔のまま顔を上げると、暗い部屋の月明かりに執事の整った顔が照らされて見えた。

「目を、閉じてください」

ドクンドクン

この執事がかなりのイケメンだっていうことを今更ながらに思い知る。

私は胸の高鳴りを知られないようにと願いながら目を閉じた。

「…ちゅ…ちゅっん…」

今日のディープキスはいつもより優しく、それでいて深くて熱い。

「ちゅ…お嬢様が…どれくらい素敵か…今日は教えてあげます…」

途切れ途切れに聞こえる掠れた声に反応するように、私の息は上がっていく。

「ん…こんなキス…んぁ、はじめて…ちゅ…ん」

彼の唇は首元へおりて片手でするすると服を脱がされる。

ベッドに寝かされ、彼の唇が乳首へたどり着いた。

左の敏感な乳首をレロレロと舌で転がされ、私はのけぞりながら快感を受け止めた。

「はぁ…ん、あん…」

歯で軽く噛まれると同時に、彼の長い指がクリトリスを軽くこすり始める。

「ぁあ、んん、ぁん」

私の腰はグネグネと反応していた。

「感じやすい…のも、素敵です…もっと、感じて、ください」

2本目の指が差し込まれ、私は粘膜でその形をとらえた。

「ぁあんっん、ん、ぁ、ああ」

指が出し入れされ、唾液で濡れた乳首もジュルジュルと吸い上げられて秘部は熱い愛液をトロトロと吐き出した。

「もうぐちょぐちょに濡れていますね…最高です…んっくちゅ…ちゅ」

執事はこれまでどのレッスンの時も意見を述べることはなかった。

淡々と事務的にレッスンしてきたにもかかわらず、今日はたくさん褒めてくれる。

「最高です」「可愛い」「上手です」と褒められるだけで、私はきゅんきゅんと体中が歓喜していた。

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