かつて奴隷だった男に下剋上されて、快楽地獄に堕とされた夜 (Page 5)
「勝手にイくなよ、淫乱女!」
「あっ…あっ…イってるから…やめっ…てぇ…あぁああっ…」
弛緩する間もなく再び高いところに飛ばされて、身体がガクガクと痙攣する。
アナルに小さな硬いものを挿入される。
「あっ…だめっ…」
「こっちにも挿れてほしいんだ」
激しく抜き差しされ、短い間隔で何度もイかされ、わけがわからなくなる。
深い闇に吸い込まれる瞬間に、耳元で晴人のうめき声を聞いた。
*****
「痛っ…」
頬を叩かれて、目が覚めた。
バスローブ姿の小雪が私を見下ろしている。
「小雪…どういうことなのよ?」
私は全裸で、脚を大きく拡げた格好で、婦人科の診察台のようなものに拘束されている。
赤と黒のインテリアで統一されたホテルの部屋の壁には、赤いX字型の磔があり、天井からは何本もの鎖がぶら下がっている。
「一花に私の彼氏を紹介したくって」
バスルームから出てきた男を見て、言葉を失った。
「晴人!どういうことなの?私たちやっと会えたのに…卒業したら結婚しようって言ってくれたじゃない」
「一花のことは、本当に好きだった。あのクソホストの雅と一晩中ヤりまくるところを見せつけられた俺の気持ちをわからせてやるよ」
斜め上を向いた二本の金属の棒が支柱に取り付けられた機械のようなものに、小雪がグロテスクな形をした二本のディルドを取り付ける。
「晴人と私はずっと友達だったの。一花のせいでいつも落ち込んでたけど、就職するまで耐えて復讐する計画を立てながら励ましたのは私なの」
小雪がディルドにローションを馴染ませ、二本のディルドの位置を調節する。
「何するのよ…やめて!」
モーターが唸り、二本のディルドが膣とアナルに侵入してくる。
「いやああっ!痛い!」
暴力的に押し拡げられ、灼けつくような痛みと途轍もない快楽に襲われ、抗うことのできない絶望に心をへし折られる。
「小雪ごめん。さっき一花をトイレで犯した」
「そんなこと気にしないから大丈夫。それで晴人の気が済むのなら。私がちゃんと消毒してあげる」
小雪は跪き、晴人の腰に巻いたタオルが床に落ちる。
「あっ…あっ…ああっ…いやっ…止めて…」
恥辱と敗北感に打ちのめされながら、二穴に容赦なく楔を打ち込まれ、頭がおかしくなるほどの快楽に翻弄される。
小雪が、晴人のペニスを愛おしそうに口に含み、いやらしい音を立て吸い上げ、晴人の手が小雪の髪を、優しく撫でる。
「あっ…あっ…だめっ…イくぅ…イっちゃう…んあああっ…」
犯されるほどに飢餓感に苛まれる浅ましく濡れた肉が、さらなる悦楽を求めて無慈悲な抽送を繰り返すディルドに貪婪に絡みつく。
晴人の手が小雪の身体を這い、小雪が歓びの声を上げ、ふたりがひとつになる。
激しく愛を交わすふたりを直視できなくなって、私は目を閉じ、地獄のような快楽に絡め取られていく。
Fin.
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