かつて奴隷だった男に下剋上されて、快楽地獄に堕とされた夜 (Page 4)

合コン会場の地中海風バルに到着すると、男性4人と小雪が個室席で待っていた。

特別イケメンでもお洒落でもないけど、きちんとした身なりの真面目そうな男性陣をひとりずつチェックする。

その中のひとりと目が合って、心臓が止まりそうになる。

晴人だった。

顔の作りは当然変わってはいないけど、小ざっぱりとしたスーツ姿であの頃とは違って、表情から立ち居振る舞いまでが自信に満ち溢れているように見える。

晴人は、私を見てほんの少し唇の端を上げて微笑み、名刺を差し出した。

「初めまして」

私のことがわからないのか、それとも過去はなかったことにしたいのか、真意を掴めないまま、私は名を名乗り会釈した。

参加者が全て揃い、男女隣り合わせになるように座席をアレンジした。

私の隣は晴人で、晴人は私とは逆側の隣に座った女性と話し込んでいる。

隣に座った男性と話しても気分が乗らず、普段より速いペースで飲んでいると、太腿に誰かの手が置かれる。

晴人の手だった。

手は、私のスカートの裾と太腿の境い目をなぞり、内腿から、スカートの下に侵入してくる。

胸が痛いくらいに鳴って、息が苦しくなる。

晴人の指先がパンストの縫い目に沿って下降してきて、敏感な突起を探し当てる。

わずかに脚を開いて背もたれに寄りかかると、爪の先で軽く引っかくように愛撫され、鋭い快感に思わず眉根を寄せる。

「一花さん…でしたっけ?気分悪そうですけど、大丈夫ですか?」

至近距離で晴人に見つめられ、身体が熱く震える。

晴人は、拘束して何度も寸止めしたときみたいな欲望に濡れた目をしている。

「ちょっと飲み過ぎちゃったみたい…」

立ち上がった瞬間に足元がふらつき、晴人に腰を支えられる。

「一花、送って行こうか?」

小雪が心配そうに私を見て、それから晴人と視線を合わせ、微かに微笑んだような気がした。

化粧室に入ると晴人に強く抱きしめられ、貪るようなキスを受ける。

「晴人…ごめんね。私、晴人にひどいことしたよね…でも、今日会えてよかった」

「僕も、一花に会えて嬉しい」

晴人は私の背後に回り、スカートを捲くりあげ、パンストとショーツを荒々しく引きずり降ろす。

「洗面台に手をついて」

ベルトを外す金属音がしたかと思ったら、腰を掴まれ、下半身に灼けるような痛みが走る。

「いやああっ…やめて…」

晴人の大きなもので、充分に濡れていない膣奥をめりめりと押し拡げられ、粘膜のヒリつく痛みとそれを遥かに上回る快感に鳥肌が立つ。

「無理やり突っ込まれて感じてるんだ?」

奥まで容赦なく穿たれ、一気に登り詰め、痺れるような快感に全身を支配される。

「あっ…だめっ…イくぅ…イっちゃうっ…んあああっ…」

身体の奥でどろどろに溶けた快楽の奔流が、迫り上がってきて脳を射抜く。

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