ごはんを食べたなら運動すればいいじゃない! (Page 2)
「ほらぁ、後3回頑張れって!」
「うぅっ、はあっ、はあ〜っ!」
嬌声ではなく雄叫びで気合を入れ直し、どうにか残りの3回をクリアした。
「やりゃあ出来るじゃん!じゃあ、次は反対向いて頑張ってみようか」
「ええっ?!まだするのぉ…」
「いいのかぁ?運動しないと腹の肉はなくならないぞ!」
「そんなぁ…」
そのまま反対側を向いて、背面騎乗位となる。とはいっても、さっきと同じ条件なので、これがなかなか恥ずかしい。跨りなおして腰を落とす。半分くらい挿入したところで手を頭の後ろで組みなおし、数を数えながらスクワットを再開した。
「陽子ぉ、繋がってるとこもお尻の穴も全部丸見えで超エロいぞ」
「いっ…言わないでぇ!」
「あ、今ナカもお尻の穴もめっちゃ締まった。普段から電気つけてシてるのに、何を今更恥ずかしがってんだよ」
「だ、だってぇ…!」
ベッドの上は不安定ですぐにバランスを崩してしまう。今動けばまたカウントがリセットされるかもしれない。かといってこのままの体勢でいるのも辛い。食いしばった歯の隙間から、吐いた息が漏れてシィーッという音がする。足の疲労も限界。こうなったら、この辺で勘弁して!と彼に懇願するしかない。
「はっ…、ハルくぅん…!お願いっ、ねぇ、もぉ…っ!」
「ああっ、もうダメだこれ。俺の方が耐えらんないや、ゴメン!」
「えぇっ?!あっ、はあっ、ああんっ!」
下から強引に突き上げられて、一気に子宮口までハルくんが侵入してきた。
「ふぁっ、はぁっ、あっ、ちょっとぉ!」
「ううっ、陽子にイジワルしたかっただけなのに…逆に俺が焦らされてるじゃねーか、エロすぎる陽子が悪い!」
「何それぇ?!」
「ああ〜っ、たまんねぇ!」
「あっ、ああ〜っ!」
ずっとお預けをくらっていたものだから、ハルくんに奥までズボズボされるたびに我慢できない喘ぎ声を発してしまう。ちょうど欲しかったヤツぅ!と子宮がキュンキュンと悦んでいるのがよくわかる。
運動していたはずなのに、いつの間にかただのセックスになっていた。でもそんなことどうでもいい。ハルくんに抱かれてしまうと、何も考えられなくなる。最中はちょっとイジワルで、普段よりも少し低くなる声で囁かれると、身体が疼いて仕方ない。M気味な私とS寄りなハルくんは相性最高なのだ。
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