現役看護師の私にコスプレナースでのエッチを迫る彼
看護師の制服に夢を抱いていた私の彼。実際の姿を見てガッカリ…。そんな彼が用意したのは、エッチなナース服と、白衣と聴診器…エッチな先生と看護師の問診の始まり…。
「ねぇ、今日えみちゃんの病院行ったんだけどさぁ」
ソファでビール片手にくつろぐマサキが口を開いた。
「え!?どこか悪いの?」
私は総合病院で看護師をしている。
「ううん、健康診断。それよりさぁ…看護師さんて今みんなズボン履いてるんだね!!」
心底驚いた顔をしているマサキに、逆に私が驚く…。
「もう何年も前からスカート廃止されてるんだよ?」
「そうなの!?俺えみちゃんとナース服でエッチしたかったのになぁ」
残念そうに、おおげさに落ち込むマサキ。
「それはそれは…お気の毒でしたね」
反面、私は冷たい視線を送ってしまう。
他のコスプレならまだしも、私の制服使うつもりだったなんて…ちょっと引くわ…。
―――
「ただいまぁ…」
今日は疲れたなぁ、とトボトボと玄関をくぐると、
「おかえりぃ!」
とキラキラした太陽のような満面の笑みで抱きしめてくるマサキ。
「今日は遅かったね?お疲れさま」
ぎゅーっと強く抱きしめて、頭をなでなでしてくれる。
マサキのそういう優しいところが好きだなぁ…。私の疲れはすっかり癒されていた。
「今日さ、仕事帰りに買ってきたんだけど…」
マサキはなにやらゴソゴソと袋をあさっている。
何買ってきてくれたんだろ。わくわく。
「あ、先にお風呂入ってきなよ!これは後からのお楽しみってことで!」
そう言ってお風呂へと促された。
私は何を買ってきたのかが気になって、すぐにお風呂から出てしまった。
「早かったねぇ!おいでー」
また笑顔で両手を広げるマサキ。
私はその腕の中に飛び込んだ。
マサキは本当に太陽のように温かく、いつも私を優しく包んでくれる。
私はそんな彼が大好きだ。
「ところで、今日は何を買ってきてくれたの?」
私は気になってたまらなかったのだが、マサキは急によそよそしい態度を取り始める。
「え?もう開けちゃう?いいの?ほんとに?」
「お風呂からずっと気になってたんだよー見せて!!」
私はノロノロ動くマサキの背中を押して袋の中身を出させた。
「ジャーン!セクシーナースでしたー!」
ちょっとだけ気まずそうにマサキが持ち出したのは、ピンクのミニスカナース服。しかも、黒の網タイツとガーターベルト付き。
わーお…。
私が黙って固まっていると、
「もー…だからもっと雰囲気作ってからのがよかったかなと思って、出すのやめてたのにぃ…」
マサキは急に恥ずかしくなったのか、両手で顔を隠して、足をバタバタさせている。
そっか、雰囲気なくてごめんよ…。
「せっかくマサキが準備してくれたんだもん、今夜はコレ、使おうよ」
そう言ってマサキにそっと寄り添った。
「えみちゃん、コレ、着てくれるの?」
「うん、せっかくマサキが私のために選んでくれたんだもん」
「ありがとー!」
パァッと明るい笑顔に戻って、ギューっと強く抱きしめられた。
そしてフワッと体が浮いたかと思うと、お姫様抱っこで寝室へと向かっていた。
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