真夜中の秘密の情事~お姉ちゃんの婚約者の誘いに断れず~ (Page 4)

「きもち、…正樹せんぱ、っい…っんあ!」

「俺も気持ちいいよ、ミユキちゃん」

どちらからともなく唇を寄せ合って、貪り合うようにキスをする。

舌を伸ばしてぬるりと絡ませては時折甘噛みをして、吸い付いた。

「っは、…あ、もう…イッちゃいそ、う…です」

「一緒に、イこう…っ」

先輩は私の腰を掴むといちばん奥を突くように腰を揺らした。

中を押し拡げられながら、乳首を爪先で軽く引っ掻かれる。

奥まで先輩の熱を感じた時、アソコから脳天まで一気に痺れが回り、目の前が真っ白になるのを感じる。

ビクビクと脚が痙攣してしまう。

その後すぐに、先輩もコンドーム越しに果てた。

先輩はしばらく私に覆い被さっていたけど、ゆっくりと起き上がると情事の片付けをした。

まだ心臓がバクバクいっている。

パンツとショートパンツを履いても、まだ中に先輩が入っているような気がした。

「ミユキちゃん」

スウェットを履いてソファから立ち上がった先輩が私を見下ろして言った。

「結婚式までは頻繁に泊まりに来るから。その時は…ね?」

人差し指を唇に当てて優しい笑みを浮かべている。

その笑みに、不覚にもどきり、としてしまった。

いけないとわかっていても、先輩を求める気持ちは抑えられない。

私は立ち上がると、返事の代わりに先輩へと触れるだけのキスを、送った。

Fin.

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