僕のすべてを、あなたに注ぐ
僕は椿が大好きだ。だから今日も酔いつぶれて帰って来た椿を犯す。椿のナカにはあの男の精液が残っていた。かき出して、代わりに僕のものを全て注ぎ込む。いつかあなたが、僕への思いだけで満たされるように。
「椿…ココ、いい?」
ベロベロに酔った椿を彼女の部屋のベッドまで運び、寝かせた。
意識はある。呼びかけると目もうっすら開く。
けど、僕かまでは認識してない。
いつものことだ。よくわかっている。
デート帰りの、お気に入りのワンピース姿。
あいつの趣味だろう。いつもはこんな、フリフリしたのを着たりしないのに。
乱暴に服のボタンと、ブラのホックだけ外す。
ブラ自体は取らず、中に手をすべらせる。
指先で乳首をいじると、すぐ硬くなった。
さっきの続きを、ささやく。
「椿は胸が弱いんだよね?」
「んっ…、そこ、気持ちっ…! 諒、一…」
頭に血が上る。それは僕の名前じゃない。
蓮。諒一じゃない。僕は、蓮だ。
けれどそんなことは、言葉にしない。
言うわけない。椿に触れてるのが僕だなんて。
精々、勘違いしてるといいよ。
あなたに触れてるのが、あの男だって。
ブラをずらし、尖った乳首に舌を這わせる。
「ひゃっ…!!」
大きな声が上がった。両胸を交互に舐める。
「あ、や、諒一、やっ…!」
可愛い声。だけど耳に届くのは、違う名前。
「んっ…!!」
キスでふさいだ。中で舌を動かすと、同じように返してくる。
その舌を自分ので捕らえ、絡ませる。
唇を離すと唾液があふれ、互いの口の端から零れ落ちる。
そろそろいいか。
そう思って、スカート部分をめくりあげた。
可愛い、レースのフリルがついたショーツ。
暗い部屋の中に、純白のそれが浮き上がる。
…こんなの、趣味じゃないはずなのに。
引き下ろし、脱がせてる途中で気づいた。
少しだけ開いた膣口から、零れ落ちる液体に。
暗さに目が慣れたからわかる。愛液じゃない。
こぽりとあふれ出る、白い精液。…あいつの。
理解するとどす黒いものが湧き上がってきた。
ショーツを片方だけ引っかけたまま、大きく脚を開かせた。
椿を見ると、少し恥ずかしそうに僕を見てる。
あいつじゃない。…僕を。
ナカに指を挿れる。濡らす必要はない。
とっくに、精液で濡れている。
「あっ…! や、出ちゃっ…!!」
出る? 精液が? 当然だ。出してやってる。
「…いいよ。今からたくさん、注いであげる」
指を乱暴に動かし、精液と愛液をかき出す。
ぐちゅぐちゅ、いやらしい水音が辺りに響く。
「もっ、と、ゆっくり…っ」
椿の懇願するような声。そんなの知らない。
聞かない。椿のいうことなんか。
目は濡れた指先で、クリトリスを弾いた。
「ああぁ…っ…!!」
…イッた。椿はびくびくと体を震わせてる。
目は開いてるけど、見えてるかどうか。
僕は全て脱いで、椿におおいかぶさった。
すごい
りな さん 2023年10月21日