官能表現を手に入れたいある漫画家の話 (Page 3)

私の書いたストーリーは、ヒロインであるOLが仕事終わりに残業していると上司が現れて彼女をねぎらっているうちに良い雰囲気になっていき…という形だ。

そしてそのままの流れで、二人は体を重ねていく。

「話自体は良いと思うんですよ。ただ、ヒロインが上司に告白された時の心情とかをもう少し書いてほしいですね。宮地さんがヒロインの立場なら、上司のことをどう思うかとか」

そう言われ、私は考える。憧れの人なのだから嬉しい。自分の仕事を認めてもらえるのも、嬉しい。けれど、そこから官能シーンへの流れがスムーズすぎる気はしていた。
黙り込んだ私を見て、高岡さんが苦笑した。

そして、おもむろに立ち上がると私の隣に移動してきた。突然の行動に驚いていると、高岡さんはそのまま私を抱き寄せた。私は頭が真っ白になる。上品な香水の香りが鼻をくすぐった。
高岡さんは私よりも背が高く、私はすっぽりと収まるように抱きしめられていた。

その状況にドキドキする。心臓の音が聞こえてしまうのではないかと思ってしまうくらいに。

「こんな感じですよ。あなたがヒロインになったつもりで想像してみてください」

耳元でささやかれる。吐息がかかってゾクッとする。

「あ、あの…」

振り絞った声は思いの外か細く、震えていた。

(戸惑い、それとも期待?)

私は胸に湧き上がる気持ちをかみくだく。きっとヒロインもこんな気持ちだったのだと。

高岡さんは私の頭を撫でながら、私の反応を見ている。

高岡さんは、上司役のつもりなのだろうか。

私は顔を上げて、彼の目を見る。彼の瞳には、揺らめく熱が宿っていた。ああ、この人は私を求めているのだ。

私はゆっくりと目を閉じる。唇に柔らかいものが触れる。それはとても優しく、愛おしげな口づけだった。理性がほどけていくような、自他の区別が曖昧になるような感覚をおぼえた。私はヒロインの気持ちを考えるより、ヒロインになりきっていた。

「ふっ…んぅ…」

いつの間にか私の腰に回されていた腕は強く、私の体を引き寄せていて、密着度が高まっていた。私の歯の先を舌先でトントンとノックされる。それを合図に、私は口を開けた。

高岡さんの熱い舌が私の口内に侵入する。それが嬉しくて自ら舌を絡めると、彼はそれに答えてくれた。唾液が混じり合い、お互いの粘膜を擦り合わせるたびに背筋を走る快感。脳髄までしびれてしまいそうだ。

「はぁ…」

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