キスキスキスキスキ (Page 2)

マッサージ機が並ぶ談話室に、2人並んで座る。

今日はどうだったか、などといった感想発表会が始まる。

買ってもらったレモンサワーはアルコール度数が思いのほか高いようで、かなり苦かったが、先生との2人きりの会話に緊張するわたしは、スルスルとレモンサワーを飲み込んでいく。

最後の一滴を飲み干したとき、あたりに人目がないのをいいことに、くて、とわたしは先生に寄りかかった。

先生はわたしを跳ね除けたりせず、ただ黙って自分のビールを飲んでいる。

「先生、キスしてくれませんか」

アルコールのせいで、顔が上気する。

言い訳を探そうと、視線を泳がすと、棚に並べられたパンフレットが目に入った。
パンフレットには、小説家になろう、と書いてある。

「わ、私は小説家を志しておりまして、その後学のために」

何を言っているのだろう、頭がぐるぐるする。

すると、先生はわたしの唇に、優しく、自分の唇を重ねてくれた。

ちゅっ、ちゅっと小鳥の鳴き声ようなが音する。

「先生、もっと……」

先生の舌がぬるりと口内に入ってくる。
舌を絡ませながら、上顎をずぅっと舐め上げられると、腰のあたりがビリビリと電気が走ったようになる。

息を吸いたくて少し離れようとすると、逃がさないとばかりに、先生に舌を吸われる。

じわじわと内股が濡れてくる。

「先生、もっと、触って、さわりたい……」

堪えきれず、内股を擦り合わせる。

先生はわたしの服の下に手を入れ、下着の上から秘部を撫でてくれた。

先生の手が触れたところが、じんじんと熱くなる。

溢れ出る蜜が下着を汚す。
濡れて色が濃くなっているところをなぞるように、先生が指先で秘部をくすぐる。

はあ、あん、ん、んふ、と声が漏れる。

声が出そうになると、また先生に唇を塞がれる。

先生の指先が、下着をくぐって、蜜で溢れるわたしの秘部を直接とんとんと刺激する。

わたしの蜜でぬめりを纏った先生の指が、わたしの花園へ分け入り、クリトリスをキュッとつまんだ。

つまんだまま、クリクリと弄られる。

「先生、すき、あ……ッ」

わたしの腰はガクガクと揺れ、最後にビクッと大きく痙攣した。

せっかくお風呂に入ったのに、わたしは汗だくだった。
肩で荒く息をする。

潤んでかすむ目で先生を見ると、先生はまた、優しくキスをしてくれた。

それから、耳元で吐息をかけるように、耳打つ。

「特別、内緒な」

Fin.

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    匿名 さん 2020年5月13日

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